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100字の物語
ネットショップで商品を買った。
こうそく便で頼んだら、発送完了メールを受信直後に宅配ボックスに届けられた。
しまった。
間違えて「光速便」にしていた。
ふわトロが売りのプリンは、衝撃と熱で炙りプリンになった。
『54字の物語』という超短編シリーズがあります。
どちらかと言うと児童書寄りのこのシリーズですが、ちょっとその真似事をしようと思った次第です。
なんだか、大喜利みたいで慣れないと難しいですね。
ところで、お急ぎ便ってありますけど、本当に便利だなあと思います。
かと言って、早ければ早いほどいいかというと、やはりそんなこともなかったりします。
新幹線の旅も、鈍行列車の旅も、バスで巡る旅も、それぞれに都合の良い場面と悪い場面があります。
賞味期限のあるものなので、プリンは早く届けてほしいですが、光速はやりすぎかもしれません。
でも、実際に光速でプリンを運んだら、炙りプリンで済むんでしょうか。
いや、それ以前にそんなスピードで物体を動かせるエネルギーをどこから持ってくるのか。
気になりだすとキリがないですね。
七緒よう
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