【日記】サウィンウィンウィンウィウィン

朝、なんだかいつもより気持ちよく起きれた。
そんで、ちょっと頭が冴えている気がした。なんでだろう、と冴えているはずの頭で考えて何も思い浮かばなかったので、冴えているというのは気のせいだったか、と思う。

結局普段と変わらぬ時間にのそのそとベッドから這い出て、カフェインを摂るため粉末のコーヒーを飲もうと棚を開ける。棚の中には空っぽのコーヒーの箱が入っているだけだった。ちゃんと箱を捨てておかなかった過去の自分に軽い叱責を食らわせながら、仕方がないのでちょっと手間だけど紅茶を淹れる。朝はアールグレイの爽やかさとパンチが欲しい所だけれど、本日は英国式で。濃く淹れたイングリッシュブレックファーストにミルクを少々。マグカップで飲んでるので、どちらかと言うとアイルランドかアメリカか。まあどうでもいいや。

そういえば、アイルランドには「紅茶は鼠が駆け出す程濃く淹れるべし」的な諺があるらしい。鼠が駆け出す状況もわからんしそれがどんな意味を持つかも全然わからんが、なんか「ふーん」と思ったので頭に残っている。

◇ ◇ ◇

アイルランドといえば、今日はハロウィンだった。ハロウィンの起源はアイルランドらしい。最近知った。
ハロウィンをテーマにしたが故に、ハロウィンまでに完成させたかった曲があったが全然完成してない。コードとメロディーを付けただけでもう一週間も放置してしまっている。

ハロウィンをテーマにしたのは本当になんとなくで、でもハロウィンについて調べていくうちにハロウィンのはじまり「サウィン祭」にも興味が出てきて。

こちらの本を読んだ。
ケルトの民俗誌的な感じかと思ったら「ケルトの好きな所マジプレゼン」みたいな本で、はちゃめちゃ面白かった。

しかし知れば知るほど、ハロウィンとサウィンのイメージの乖離がすごいなと思えてしまって、結局私は曲のタイトルすら付けられないでいる。

私は説明が下手なのでかなり端折るけれど、サウィン祭とは昔のアイルランドで行われていた、闇の半年と呼ばれる冬〜春を乗り越えようぜ、ご先祖様の力もお借りするぜ頑張ろうぜ的なお祭りらしい。
ハロウィンってどうしたって妖しくて不気味で、でもちょっとワクワクする感じがあって非日常、みたいな。でもサウィンはなんていうのかな、より「お盆」感が強いっていうか。派手なお盆。あくまでも日常の延長にある神聖な日って感じ。

うーん。
私というやつは本当にオリジナリティのない人間で、これをテーマにしたストーリーがさっぱり思い付かない。やっぱり文章だけではイメージが湧きにくいよねと自分に言い訳して動画や画像を検索したが、サウィン祭に関するものはあまりヒットしない。Youtubeにいくつかサウィン解説動画みたいなのがあったが画像等はほぼ無く、しかも大概の動画には参考文献として上記の本が書かれていた。

致し方ないので、もう一度本に目を通してストーリーが浮かぶのを待つことにする。今日はハロウィンだし、何か思い付くかもしれないし……。

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