見出し画像

【はじめての動画編集】WindowsPCで、音声アナウンスを作成したり、動画をトリミングした記録

これまでライティングの経験やそのほかの業務経験は積んできたものの、『動画編集』は食わず嫌いと言うか…「私にはできない」と思っていました。何度か動画編集のフリーソフトをWindowsやMacにダウンロードしてみるものの、右も左も分からず断念し、最近では「動画は1個作るだけで、データ容量めっちゃくうらしいしー」なんて言い聞かせたり。

しかし、この度、子どもらの入学・転園を機に、これまでお世話になった仕事を外れるにあたり、後任の方へお渡しするマニュアルを動画で作ることに。

初心者ながら、前準備 1時間+編集 2時間+保存してお渡しまで 30分【計3時間30分】の作業で、音声解説ありの動画を作れました!

覚書として、作業手順や使用ツール、そして反省点…を残そうと思います!

※ 動画は「mp4」形式、音声は「mp3」形式で作業を進めました。

Windows10・動画経験なし・録画はZoomを使用

なにはともあれ、解説用の動画を作るためには、作業の「録画」が必要でした。今回は、一人で「Zoomミーティング」を開いてレコーディングする、という方法を選択しました。Zoonでは有料版はクラウドレコーディングが、無料利用ではローカル保存の録画が可能です。

まずはWindows10を開いて、Zoomを立ち上げます。

ログインしたら、設定画面から録画可能な状態にし、「画面共有のみ」でミーティングを開催します。また、音声は後入れするつもりだったので、マイクも終始「ミュート」状態にしていました。

参考:https://manamina.valuesccg.com/articles/1065

録画できたら、動画を編集していきます。Windows10では、動画をプログラム「フォト」で開き、「テキスト入りの動画を作成する」を選択すると、動画の編集が行えました。

【ここがポイント】動画のトリミング

Windowsの場合、ビデオ編集の画面もしくは「フォト」で動画のトリミング(不要な箇所の切り取り)が可能です。初めて知りました。

大幅に切り取りたい場合は、「フォト」から「トリミング」を選択し、ビデオの開始位置と終わりの位置を指定したら、名前をつけて別のデータとして保存します。

今回は、複数箇所のトリミングを行うため、ビデオを編集しながら「分割」し、不要な部分を選択して削除、という方法にしました。

テキストから『音読さん』で音声アナウンスを作成

以前、他の方の解説動画が分かりやすかったので、私も音声アナウンスを利用してマニュアルの動画に入れ込むことにしました。

今回は、登録後5000文字まで無料で音声を作成できる『音読さん』を初利用です。

なんと、テキストを打ち込めば、速度や声の高さを調整して、すぐに音声データを作成してくれます。

今回は「速度×1.1 / 音の高さ -1.3 / 音声アナウンス 」 で設定し、必ず説明する内容を主に、業務の手順ごとに分けて音声を作成・保存していきました。

また、文章を続けて打つと、速すぎて聞き取りづらい場合も。そのような場合は「、」や空白スペース・改行を入れて、調整を繰り返しました。

出来上がった音声は、素晴らしく聞き取りやすかったのですが、作業の反省点が2つほど。下記に記録しておきます。

【反省点 1】
動画に入れ込む際に、映像により合うタイミング差し込めるよう、もう少し細かく区切った方が良かった。
【反省点 2】
テキストを直接入力し、音声をどんどん作成していった。テキストを消す前に、順にGoogleドキュメントなどに転記しておけば、動画編集時にそのまま字幕として利用できた。

『音読さん』の他に『文字起こしさん』もあるようで、こちらも気になります。過去に紹介した、文字起こしツールはこちらをご覧ください▼

【いざ、編集】分割→カスタムオーディオを入れ込む

動画を「フォト」から開いて、「テキスト入りの動画を作成」を選択します。開いた画面の【左上】に動画が現れたら選択し、まずは動画編集プロジェクトに分かりやすい名前をつけます。これで編集を開始可能となりました。

他の動画と結合する場合は「+」をクリックして開いた後、選択して下部の追加したい箇所へドラッグ&ドロップすれば追加できます。

不要な部分のトリミングは、真ん中あたりに現れる操作ボタンのうち、「分割」を選択して行います。

最後に、分割した後で、それぞれの箇所に音声アナウンス(音声データ)を挿入していきます。下部に表示される分割された動画から、音声を入れたい部分の動画をクリックで選択後、右上に表示される「カスタムオーディオ」をクリックします。(選択しないで、あとから音声の挿入位置をドラッグで変えることもできます。)

カスタムオーディオの編集画面で音声ファイルを開くと、指定の位置に音声を追加できます。(思ったより簡単でした)

動画を再生して音声との一致を確認しながら、適宜ドラッグして調整していきました。やり始めると、結構楽しく作業できました。(子どものお迎えはギリギリに…)

おわりに。エクスポート⇒保存に時間がかかった…

ざっくりでしたが、上記で説明したように録画~音声の作成~動画編集までを終えました。驚いたのが、PCが止まってしまったり、重たくてなかなか編集できない、という事態にならなかったことです。

ただし、作成を終え、「ビデオの完了」を押した後のエクスポート(動画のローカル保存)には時間がかかりました。止まったりはしなかったのですが、完了までに30分はかかった気がします。

【今回の取り組みで分かったこと】
・ Windowsの既存アプリで動画編集ができる&スイスイ動く
・ 音声アナウンスは「音読さん」を使って簡単にできる
・ 動画編集はやり始めると止まらないから、先に素材を集めておくと良い

「いつかは引継ぎがあるな…」という業務や、自分の備忘録、子どもへのPC操作解説用に、忘れないうちに動画をいくつか作ってみようかなと思いました。

「動画編集をやってみたいけど、全然分からない!」という方は、よかったらこの記事を参考にしてみてください。ではまた。

いいなと思ったら応援しよう!