私が大学院へ進学しなかった理由


こんにちは。ひつじです。

私は大学3年生の12月まで大学院進学と就職どちらにしようか悩んで、両方進めていました。大学院は自分の大学だけではなく、他の大学院も視野に入れていました。

なので今回は大学院進学と就職で迷って、就職を選んだ理由や、今現在就職してみてどうだったかということを書きたいと思います!


まず、就職を選んだ理由についてですが、もうこれはシンプルに設計がしたかったというのが一番大きいです。

私は大学生の時構造系の研究室に所属していて、院進しても構造系だなと考えていました。ただ、構造系の研究室で設計をすることができるのは少なく、殆どが実験などを行なっていくような研究です。それももちろん面白いと思うし、楽しいのも思いますが、特にやりたい研究があるわけでもなかった。

そういった研究目的や学びたい目的がないと、私は大学院へ進学したとしても、それは大手設計事務所や研究職などの就職への手段にしかならないと思いました。手段にしかならないもののために何百万というお金を出して、2年という時間を費やすのはちょっと非効率かと思います。

もちろん、考える力がついたりいろんな出会いがあるとは思います。ただ専門的に見たらどうでしょう?手段にしか思っていないまま進学してもそれは学部卒と変わらないのではないのか?そう思い、進学ではなく就職の道へ進むことにしました。


次に今現在就職してみてですが、やっぱり進学しなくてよかったという気持ちの方が大きいです。実務で学べることというのは学生時代学ぶことができません。私は設計をやってみたい!という気持ちが大きいかったというのもありますが、実際に働いてみるともっともっと上司に追いつきたい!はやく仕事担当させてもらいたいという気持ちが大きくなり学生時代よりも勉強しようとする志は高くなったように思います。私自身、何年か働いて研究したいことができたら大学院への進学もしたいなと視野に入れつつ働いています。(そんなうまいこと行くかわかりませんが...笑)


最後になりますが、大学院進学・就職で迷っている方ってたくさんいると思います。どちらが良くてどちらが悪いなんて人それぞれだとは思いますが皆さんに共通しているのは進学する目的がちゃんとあるかだと思っています。目的なしになんとなく院進、なんとなく就職、これが今後の自分に良くない影響を与えるんじゃないかと思います。建築に興味を持ち、せっかく入った建築学科ならその分しっかりと自己分析をして、やりがいのあることをしてほしいです。

私も就職活動のとき自分と向き合うだけでなく研究室の先生に何度も相談をし、友人とも何回もシェアをして、何回も会社へ足を運びました。このことについても今後noteへ書いていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?