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今日の読書

職場で傷つく
224〜239

3 答えは「組み合わせ」に?
職場は、個人に内在した「固定的」な「能力」が動力となって回っているのではない。ましてや、「パーパス」「バリュー」「ミッション」「ウェルビーイング」のかけ声で、回っているものでもないですよね。その足元で、人と人の持ち味の持ち寄り・組み合わせによってなんとか回っています。その組み合わせがうまくいっているときは、仕事も回っているのです。
能力の問題にして解決を図る以前に、ボタンの掛け違いというシンプルな事実がそこにはあるのです。
「評価」ではなく「観察」を
人事部などの人材を采配する権限のある人は、こうした個人の言動パターンといった情報こそを把握すること。これが、組織開発の具体的な任務になります。
人材にとって必要なのは、「評価」ではなく、配置・処遇の権限を持つ人からの綿密な「観察」とも言えるわけです。

人と人の組み合わせによって、上手くいっていない例のお話だった。そこにダメな人がいるわけではなく、価値観の違いによるすれ違いで上手くいかないというもの。人事って難しいね、おそらく会社の叶えたいことに期待して、命を受けるだろうけど、命を受けた人は一緒に働く人たちの価値観を守りながら、会社の願いを叶えないといけない。すごく難しいだろうけど、それを叶えるのが対話なんだろうと思う。とはいえ、やっぱり反りが合わないないなら、誰かしら傷ついて辞めるとか、そういう選択はなくならないような気がする。これを解決する答えなんてあるんだろうか。誰も傷つかなければ正解なんだろうか。

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