見出し画像

今日の読書

職場で傷つく
267〜298

3 「成功」と「能力」をつなげて語らないという新作法
誰から、変わるのか?
では何をどこから、変えていけそうでしょうか。いろいろな意見が湧き出てきそうです。本書はそれについて、月並みですが、「どれも重要で必要」との立場をとります。ひねりがなくて恐縮です。
・個人の見え方は今の「状態」に過ぎないという前提を持つこと
・発揮しやすい「機能」の持ち寄りを考えること
・組み合わせ(関係性)を調整しつづけること
評価より謝意
謝意の表明が、個人の「傷つき」をなきものとしない組織開発の第一歩なのです。
「いてくれてありがとね」なのです。ひとりのできる範囲は絶対的に限りがあるのですから。誰かの下支えあってのことなのです。その点が蔑ろにされているときに起こるのが、「傷つき」とも言えるわけです。
他者をジャッジする前に、謝意。
必要なのはさらなる「強さ」ではなく
前を向いて歩くためには、さらなる「強さ」が必要なのではないか、必要なのは、「弱さ」との真正面からの対峙ではないでしょうか。
「人の本質」などと二度といわない
耳に心地のよい啓蒙ことばは、これからも姿かたちを変えて私たちの前に横たわるでしょう。しかし、それを唯一解だと思った瞬間から、包摂と真逆のこと、つまり排除が起きるのだと、頭の片隅に置いていただけたら幸いです。

学びになる部分も当然あったけど、結局のところ明確な答えはないって感じかな。ただ、職場の傷つきは必ず存在していて、それに対して能力とか個人のせいにして片付けてはいけないといったところだろうか。
この問題は、自分の中で難しいまま残ってしまったけど、謝意をもって少しでも傷つきに寄り添うようことができるようになれればと思う。

読了
職場の傷つき、問題に気づけても解決は難しい。ただ、個人の能力のせいにしてはいけない。

いいなと思ったら応援しよう!