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想像と違った!札幌移住3年目、暮らしてわかったこと

突然ですが、札幌と聞いてどんなイメージがありますか?

  • 全国有数の観光地

  • 雪の降る街

  • 北海道の中では都会

わたしが関東から札幌へ移住するまで、札幌に抱いていたイメージはこんなものでした。
移住するまで北海道へ旅行へ来たのは2度。
1度は札幌、もう1度は小樽。
2度とも現在同棲しているパートナーとのデートのために来たので、旅行らしい旅行ではありませんでした笑
そんな私が道民になって3年目!
札幌へ移住したての方や、これからの時期旅行に来る方が気になっている

札幌の暮らし
雪国の冬支度

についていくつかの記事に分けて、お話したいと思います。
第一回の今回はまず北海道、札幌での暮らしについてを中心に書いていきます。


札幌に移住して驚いたこと

わたしは、関東(茨城)から札幌へ移住してきました。
道民(しかも豪雪地帯)のパートナーと数年間遠距離恋愛をしていたのですが、コロナ禍を経て関東か札幌のどちらかで一緒に暮らそう!となった時、2人でとことん話し合った末に
・関東の夏は彼にとって地獄
・住み慣れた北海道から出たくない
という彼の意向が強く、楽観的でほとんど行ったこともない北海道という土地に魅力を感じていたわたしは迷わず札幌へ移住することにしました。
とはいえ、雪が降るのは3年に1度!くらいの茨城の海沿いからこちらへ移住してくるのは正直とても不安でした。
父が秋田県の出身のため、雪国の話はよく聞いていましたし、よく家族でスキーに行っていたので雪は嫌いではありません。
が!
思っていたのと違って驚いたことも沢山ありました!
特に冬について、暮らしてみてわかったことを紹介します。

どこで食べても、ご飯美味しい

ラマイ スープカレー
函館 やきとり弁当

これは本当に幸せな驚きでしたが、美味しいものが沢山あります。
北海道は海に囲まれた土地故に、海鮮のイメージが強いかもしれません。
もちろん海沿いでは海鮮も有名ですし、札幌市内でも新鮮な海鮮ものが楽しめます。
でも、他にも本当においしいものがびっくりするくらい多いです。
札幌ラーメン
スープカレー
ジンギスカン
などを筆頭に、乳製品や道産の野菜を使った多くのグルメがひしめいています。
道内随一の人気コンビニ「セイコーマート」も、コスパの良さと味の信頼度が高いです。
しかしながら、わたしが1番びっくりしたのは白米がどこに行っても美味しいこと!
道内産のお米を出しているお店も多く、お米大好きなわたしは毎回感動しながら艶々で美味しい白米を頬張っています。
そして、道内産のお野菜もとてつもなく美味しい!
じゃがいもの甘み、玉ねぎの旨み・・・
広い土地でその土地土地に合った野菜を栽培している北海道。
関東にチェーンとして出店しているお店もありますが、道出身で都内在住の友人に聞いたところ「まったく別物!道内で食べるものとは違う」とのことだったので、その違いも確かめながらぜひ北海道で食べてみて欲しいです。

雪→雨はこわい


根雪前の積雪


これからの、特に11月下旬から12月中旬くらいと、春先の時期です。
この時期は根雪といって春まで残り続ける雪の最初の積雪があって、そこから雪が積もり始めるのですが、それまでの雪と雨が入り混じる時期が怖いです。
湿った雪がバーっと降った後に雨になると、雪が潤滑剤のようになってタイヤがめちゃくちゃ滑ります。
ズルズルズルー!!とスリップする感じです。これが恐ろしい!
わたしは雪道よりこれが苦手です。
もちろん雪が降り始める前に冬用のスタッドレスタイヤに交換しておくのは当然ですが、だからといって止まれるわけではないのでかなり注意して運転しましょうね。

雪は晴れた日にも降る


雨が上空で寒いと雪になる!と思っていたので、曇りで雨が降る天気の時にしか降らないと思っていました。
しかし・・・晴れていても雪、降ります!!
不思議な感覚。
でも晴れた日の雪はちょっと気分が上がります。
気温が高いと、雪の表面が溶けて気温の下がる朝夕は凍るのでツルツル路面になるのでそれは恐いのですが。。

雪の質、思ってたんと違う


私の知っている雪は、しっとりとした湿った雪。
父の故郷秋田ですら湿った雪でした。
対して北海道の雪は、さらっさら!!
水分量の少ない雪です。
積もりたての雪を蹴飛ばしたらふわっと舞いますし、手のひらで握ろうとしても握れません。
車やバスに乗っていると、ガラスを滑るように舞い散ります。
それが幻想的で未だにキレイだなーと見とれます。

雪が積もると暖かい


は?って思いますよね、わかります。
わたしも職場でそれを聞いたときは意味が分かりませんでした。
だって、雪って寒いから降るんでしょ?と思っていました。
でもそうなんですよ。
11月中旬から下旬の根雪が降るまで、風が冷たくてめちゃくちゃ寒いんです。
ところが、根雪が降って雪が積もるとその寒さがやわらぎます。
寒いですよ?もちろんね!
でもそれまでの空っ風の底冷え感が、落ち着くんです。
これ、雪が降って積もり、湿度が上がるかららしいです。
それを聞くと少し納得。
表現するのが難しいのですが、雪が積もるまでは寒さが【痛い】です。
キーーーーン!!としています。
それが雪が積もった後は【気持ちのいい寒さ】になる、そんな感じです。
雪が積もった晴れの日は、上着を着こんで歩いていると汗ばむくらいになる時もあります。
ただ、これは札幌だからというのもあるようで、彼の故郷である地方では雪が降っていても【太ももの皮膚が縮んでつっぱる】くらい寒いと聞きました。
北海道、本当に想像の10倍くらい広いので場所によって全然違います。
降雪量や気温・・・北海道だから!とひとつに括らず、きちんと調べないと泣きを見ますのでご注意ください。

滑らない靴、滑る


ツルツル路面


これまた何言ってるの?って言いたいの、わかります。
いや、これも本当なんですよ。
当時は冬靴という概念すらなかったので、移住した年の秋に彼に促されて冬靴を購入しました。
天下のワークマンです!!安くて機能的!
ガラス繊維が靴底に練りこまれたノンスリップの靴!
よし!これで大丈夫!
と思った瞬間彼に
「滑らないわけないじゃからね?滑るからね?そこは理解しておいてね」
いやいや、滑らない靴の意味って何よ?と。
でもその通りでしたよね。
滑ります。天下のワークマンでも、滑ります。
普通の靴よりは滑らない。それにつきます。
ここ数年の札幌都市部は、めちゃくちゃツルツルになるんですよ。
昼間に気温が高めの日が多く、表面の雪が溶けて凍る。
それでツルッツル。
歩きなれている道民の彼も派手にコケていたので、慣れない方は本当に時間に余裕をもって行動してくださいね!
普通のブーツや靴はなるべくやめて、ノンスリップシューズを買うか、普通の靴に滑り止め加工をしてもらうのもいいと思います。
道内の靴の修理屋さんでその場でしてくれるところもあるので、事前に調べてみてください。

除雪車、うるさい

札幌へ移住して来るまで、除雪車はテレビの中でしかみたことがありませんでした。
雪を吐き出しながら進む除雪車、明け方や夜に除雪作業をしてくれることが多いです。
我が家は部屋が道路に面したマンションの1階。
除雪車が通るとめちゃくちゃうるさいです!
轟音を響かせてゆっくり通っていくので、わたしは毎日確実に目が覚めます。
目覚ましのアラームの前に!!!
この除雪車が作業してくれないと道路も大変なことになるので、とってもありがたい車ではあるのですが。。
除雪をしてくれる全ての車が除雪車ではありません。
大きなブルドーザーとトラックのコンビで除雪してくれていることも多いです。
このブルドーザーも凍った路面を削り取ってくれる際はガガガガーと大きな音を立てていますし、エンジン音も結構響きます。
札幌の賃貸は古くてもほとんどが2重窓(窓の内側にもう一つ窓)ですが、音が聞こえなくなるわけではないので繊細な方は立地に注意が必要かもしれません。

まとめ

札幌に移住して3年目。
わたしは1度も後悔していませんし、移住してきてからずっと札幌が大好きです。
札幌駅まで出れば、東京と遜色のないくらいに様々なお店がありますし都会だなぁと感じます。
とにかく広いので観光地は様々あり、道民である彼も行ったことがないところが沢山あります。
「一生をかけてじっくりゆっくり道内を旅して行こうね!」とパートナーと話していますし、とっても楽しみです!
今回は、わたしが感じた札幌の冬暮らしてみてわかったことをお話しました。
・どこで食べても、ご飯美味しい
・雪→雨はこわい
・雪は晴れた日にも降る
・雪が積もると暖かい
・滑らない靴、滑る
・除雪車、うるさい
え?そんなことある??
と思った項目はありましたか?
また、
これはどうなの?
と思ったことがありましたら、次回からの記事でお答えしますのでコメントでお知らせください。

次回からの予告

次回からは北海道の冬に向けて準備したことについてお話します。
あくまで札幌の冬で必要だったものを中心にお伝えしますが、札幌への旅行の際に注意が必要なことも挙げていきますので読んでいただけると幸いです。
今後は11歳年の差カップルのわたしたちの暮らしを交えながら、仲良く暮らすパートナシップのコツについても、お話していきたいと思っています。
良かったらフォローしてお待ちください。
札幌暮らしに関する質問も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。


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