ひとを幸せにすること
今回、お話するのは、
私が初めて人のために物を作ってプレゼントしたお話です。
2019年に
20年来の友人が結婚するという、一大イベント発生!
そこで、結婚式を執り行うにあたり、
リングピローの依頼が私に舞い込んできたのです。
もちろん、自分のために作ることはしばしばありましたが、
「人のために」
ましてや大親友の人生の一大イベントである結婚式のためにリングピローを作る
なんてことは初めての経験でした。
作る前は、
「どんなふうに作ろうかな」
「和風がいいかな?洋風がいいかな?」
と、、友人の好みを聞きつつ作品の案を練りました。
いろいろ考えすぎて完成したのが式の2日前。
ギリギリセーフでした。
前日に実家に戻っていた友人に手渡しし、納品。
当日に、私の作ったリングピローは
綺麗に着飾った新郎、新婦の元へ
とても可愛らしいリングガールの手の中で
大切そうに運ばれて行きました。
その姿を見て、「人のために物を作るって気持ちがいい」と初めて思いました。
そして披露宴でリングピローを作ったことを紹介され、
嬉しいような、恥ずかしいような。
なんとも言えない達成感と、幸せな気持ちを味わうことができました。
それからというもの、私は形に残るものも、残らないものも、
「なにかをつくるたのしさ」を見つけました。
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