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こんばんは!
チャットで出会ったメンターな人の話の続きからです。
なぜか全文敬語に戻ってしまいましたが今回は
敬語は略しますね。笑
前回の記事はこちら▽




はじめは冗談混じりに飲みに行こうなんて
話していたが、話せば話すほど正体が気になる。

正直に言ってたかが暇つぶしチャットの相手。
自分から相手を誘い、会うことが
リスキーな場であることはわかっている。
自分が男ならまだしも女。
何かあった時に手遅れになりがちだとも思い
散々考え詐欺師なんじゃないかとも連想していた。

こんな場にいるくらいなので、自分も含め
変わっていることに違いは無いが
どうも興味の感情の方が先走っていく。
相手から伝えられた情報が全てが正しいのかすらもわからないが、そんなことはもはやどうでも良くなっていった。


お盆の真昼間。その日はレスポンスが早かった。
なんとなく、話したいと思い電話に誘った。
過去に一度、紹介の人の対応相談で電話はしたことがあった。

相手に聞いてから掛けたが
真昼間だというのに電話が繋がった。

どうでも良い日常の会話とアプリを辞めた話と
自分のことをベラベラと話していた。
わたしは、会話の流れもあって結構な勢いで
本当に会いたいんだけどなあ、なんてことを相手に伝えたのだ。
思っていたよりも会いたいの言葉の伝え方が
本気っぽかったのかやや反応に悩まれた。
しかし、うまくうまく躱される。

「会いたいのに会ってくれない男がいる?
うーん、それは難易度がかなり高めのモンスターだねえ。笑」

ぶっちゃけ、相談事としてしまえばいいのか!
なんてわたしは思ったが
なんとも焦れったい反応だった。
限られた時間の中ではあったがそのあと
軽く話、通話時間は終わった。

そこからしばらくまた恋愛についての話や
日常会話がチャットで繰り広げられる。

会わずとも1ヶ月も話しているとだんだんと
自分の中でこんな人なのかな?なんていう
想像は膨らんでいくもので、いっその事
このチャット内に閉じ込めて起きたいと思う事もあった。
このチャットの中での会話というのは
ずっと見えない壁があって、一枚突破した日もあれば立往生する日もあるようなものだった。
でもやっぱり心の思いに抗いし
『興味』という感情は全速力で壁を通り抜けて駆けていっていた。

なんだかこのまま会話を続けていると
この興味という感情が違う感情に化けてしまうのではないかと怖かった。
顔文字だけだったり雑な反応をした時もある。
それでもずっと心地の良い会話は続いてた。
相手もそう思ってくれていたならわたしとしては感無量である。

そして転機は訪れる。

全くもって出会い厨というわけでもなく
"出会い厨ごっこ"をしていたわたしではあるが
ほんまもんの出会い厨へとなってしまった今、
遂に相手から電話しないか?と尋ねられたのだ。
ここまでに幾度となく、会話の流れでいける!?
なんて時には、いつ会ってくれるの~?♪
と話していたのが功を奏したのだろうか。

ここまで気持ちが悪いくらいには
自信満々、笑顔満点マチアプという大海原で
彷徨いし、キチガイアラサー女として
接してきていたのだが、さすがに
立場が逆転すると怯むものもあった。

そしていざ、三度目の通話。
会話の続きはまた次の記事で。


me.

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