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わたしの人生これでいいんだっけ...?と感じたときに読みたい5冊


わたしの人生これでいいんだっけ…?と感じているあなたに贈りたい本5冊。


これから紹介するのは疲れてもう人にも会いたくない、家でゆっくりしたい。なんだか眠れない。わたしの人生これでいいんだっけ…?そんな時にわたしが読んでいた5冊です。つかれた時はご機嫌じゃなくたっていい。1人ゆっくり家にこもる時間があっていいよね。



◾️エッセイ:パリでメシを食う。 川内有緒


もう何度読んだかわからないだいすきな本


著者がパリに住んでいたときに出会った日本人10人のお話し。
「パリ」といえば花の都。そんなイメージがあるかもしれない。そして、そこに住んでいる日本人なんてさぞ華やかな生活をしているのでは…?そう思うかもしれない。けれどここにいる人たちは普通の生活をしている。華々しい世界の人たちのお話ではない。でも、きっと読み終わった後にはこんなふうに生きていいんだ、と心がふっと軽くなる。だいすきな1冊で、大切な友人にはプレゼントしたほど。


◾️対談集:小泉放談 小泉今日子


こんなすてきな先輩方、身近にいてほしい

こちらもだいすきな1冊。パリでメシを食う同様、友人にプレゼントする本。「50代以降をどう生きるか?」をテーマに25名の方と小泉さんの対談集。これはどの世代にも刺さるのでは…?こんな先輩方が身近にいてほしいなあと思う。同時にこんなに華々しく活躍されている方々もわたしと同じように悩みを抱えていたんだなあ、となんだか距離がグッと近くなるような。

遠い存在の人の言葉はもしかしたらあまり響かないのかもしれないけれど、この本に出てくる人たちはみんななぜか身近に感じられる、よき相談相手、そんな感じ。とくに平松洋子さんとの対談がだいすきで何度も何度も読んでいます。お守りのような言葉が並んでいる。読んだひとにはぜひどこが1番印象に残っているか聞きたいな。


◾️小説:キッチン常夜灯 長月天音


眠れなかった夜にほんとうに読んでいた1冊

帯にある「私が私に戻れるレストラン。」に惹かれて読んだ1冊。仕事に疲れ、眠れない夜に読んでました。疲れた心にじんわり効く本です。大きなどんでん返しも先の読めないスリリングさもないけれど、疲れた主人公が物語を通して少しずつ癒され、前向きになる姿に背中を押されます。


◾️小説:独立記念日 原田マハ


ちいさな1歩を後押ししてくれるようなそんな1冊

独立記念日、と言っても大きく何かを成し遂げる!!とはまったく違う話が詰まっている短編集。ままならない日々。つまずき悩みながらもほんの少しだけちいさな一歩を踏み出す24人の物語。派手な物語ではないからこそ、立ち止まった時に読みたい。家で、静かに読みたい本。


◾️詩集:「エイプリル」 銀色夏生


どうやって受け取るかはあなた次第。

Amazonでは「男性視点のロマンティックで哲学的な恋愛詩集。」と紹介されているけれど、そうかな?とも思う。たしかに恋愛のことを指していると取れる詩はたくさんある。けれど恋愛に限らず、大切な仕事を手放す時、友人と離れる時、そんな時にも当てはまるんじゃないかな。

これをどう捉えるかはあなた次第。だけど詩集ってそれくらい読み手に委ねられているものなんじゃないかとも思う。答えは自分の中にある。自分の中に眠っている答えと詩が一致した時にきっと心は軽くなるはず。


つかれてしまったあなたへ


以上5冊がわたしの疲れていた心をじんわり癒してくれた作品です。そんな日もあるよね、と温かい飲み物を用意してぜひ読んでもらいたいです。

読んでみてね〜

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