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アマゾンが「Amazon ファーマシー」をスタート / 2024年度は1兆円DgSが4社に
アマゾンが、オンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用できるサービス「Amazon ファーマシー」を始めた。ウエルシアHDなど9チェーン、2,500店舗が参加する。アインHDが、インテリア・雑貨のフランフランを買収した。上場DgSの2023年度決算が出揃った。今期は1兆円企業が4社になる見込み。
《略号の表記一覧》
DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収
アマゾン、オンライン服薬指導から処方薬の配送まで「Amazon ファーマシー」の提供を開始
アマゾンジャパンは、薬局によるオンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用できるサービス「Amazon ファーマシー」を、2024年7月23日より日本で開始した。
お客は、電子処方せんに対応している医療機関で診療を受けることで利用できる。Amazonショッピングアプリ上の自分のアカウントから、Amazon ファーマシーに登録されている薬局で薬剤師によるオンライン服薬指導を受けたのちに、処方薬を自宅などの指定の住所に配送、または薬局の店舗で受け取ることができる。
処方薬は薬局から配送され、アマゾンの物流センターは経由しない。配送先は全国に対応している。
また、メドレーが提供する患者向け総合医療アプリ「CLINICS(クリニクス)」とも連携しており、クラウド診療システム「CLINICS」を導入している医療機関でオンライン診療を受けることで利用できる。
Amazon ファーマシーを導入し、オンライン服薬指導に対応するのは、アインHD、ウエルシアHD、クオールHD、新生堂薬局、中部薬品、トモズ、ファーマみらい、薬樹、ユニスマイル(五十音順)各社の計2,500店舗。アマゾンジャパンは、薬局の規模を問わず事業パートナーを募集する。
ウエルシアHD、介護保険事業の東電パートナーズを完全子会社化
ウエルシアHDは7月5日、東京電力HDの子会社である介護保険事業の東電パートナーズの全株式を10月1日付で取得すると発表した。
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