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マツキヨココカラ&カンパニーがスタート/関スー、H2O入りも道険し
10月1日にマツキヨココカラ&カンパニーがスタートした。5年後に1兆5,000億円規模のグループを目指すと宣言した。関西スーパーマーケットのH2Oグループ入りが決定した。しかし、臨時株主総会での採決は規定数をわずかに超える程度にとどまり、今後、市場から支持されるからどうか問われる。
(本稿は11月1日現在の情報を元に執筆しています。)
《略号の表記一覧》DgS=ドラッグストア、SM=スーパーマーケット、CVS=コンビニエンスストア、HC=ホームセンター、GMS=総合スーパー、SC=ショッピングセンター、DS=ディスカウントストア、HD=ホールディングス、M&A=合併・買収
マツキヨココカラ&カンパニー、5年後の売上高1兆5,000億円目指す
10月1日に旧マツモトキヨシHDと旧ココカラファインが経営統合して発足したマツキヨココカラ&カンパニーは、中期経営計画を発表した。
今後、アジアNo.1のDgSとなり、美と健康の分野でのリーディングポジションを確立すべく、2026年3月期にグループ売上高1兆5,000億円、営業利益率7.0%を目指す。また、経営統合によるシナジー効果として、経営統合後3年目までを目処に、連結ベースで営業利益300億円規模の収益改善効果を見込む。
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