マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.㉗オロナミンC〜希望トレイン〜
どうもどうも、吉良です。
2024年6月23日は「慰霊の日」でした。20万人以上のたくさんの民間人を含めた死者を出した沖縄戦が終結してから79年目になります。
マンガデザイナーズラボでは1972年に沖縄が日本に復帰してからちょうど50年をむかえる2022年5月15日に、「沖縄県の未来への希望」を乗せた復興の紅型デザインを描き、琉球新報と日本経済新聞に掲載されました。
詳しくは〜沖縄本土復帰50年企画「未来へ」❶想いを伝えるプロデュース〜をご覧ください。
まさに「慰霊の日」の6月23日、大塚製薬との産学協同企画として、大阪芸術大生のあふれんばかりの希望を乗せた「希望トレイン」が下記メッセージとともに御堂筋線を走り始めました。
このメッセージに込めた想いやプロモーションイメージを初めてクライアントさんから聞いたとき、久しぶりに胸の高鳴りを感じました。
「絶対に形にしなければ、電通時代からお世話になっている大塚製薬さんに顔向けできない」と考え、プロデュースをスタートしました。
まず、「大塚製薬×大阪芸術大学×マンガデザイナーズラボ」のプロデュースイメージを創り、対象商品はなんとオロナミンCに決定しました。
次にメディアとして「大阪メトロ(大阪メトログループアドエラ)」という座組を構築し、広告会社の選定を大塚製薬に一任しました。そして、PR重視の観点から「朝日エル」に決定しました。
この流れを作ったのが2023年の5月から8月下旬でした。代理店の選定が済み、10月下旬に「大塚製薬×朝日エル×マンガデザイナーズラボ」の3社ミーティングをおこないました。
2023年11月27・28日の僕の大阪芸術大学講義内にて、大塚製薬からのオリエンテーション特別講義、テーマ「希望しかないよ」を実施しました。学生たちからも大好評でした。
講義を受けて学生たちに「希望」「世の中にはないほうが、楽しい、幸せな世の中になるのになと実は思うもの、コト」「理想」の3テーマについて作品を制作してもらいました。
2024年に入り1月下旬後述の受賞作品を選定・決定し、4月に商品としてオロナミンCを送付しました。そして、昨日6月23日から希望トレインが発進しています。
そして、2024年7月1・2日に第2回のオリエンテーションとして大阪芸術大学講義内にて大塚製薬さんに特別講義をおこなっていただく予定です。
次回の作品は10月前後に新テーマトレインとして発進する予定で、さらに11月に第3回のオリエンテーション、2025年4・5月、大阪関西万博開催中にマンガデザイン展&トレイン予定……と続いていきます。
「希望」部門の受賞作品をご覧ください。
希望トレインに掲出されている全49作品は下記画像をクリックしていただくとご覧いただけます。
次回のプロデュースもお楽しみに!