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2025年・世界に翔び立つスーパースター達〜感動を届けてくれた選手たちに天晴・報道には喝〜

どうもどうも、吉良です。

新年、成人式、そして阪神淡路大震災から30年も過ぎ、1月も半分が過ぎ、ちょっとゆっくりした週末に2024年〜2025年の年末年始のいろいろなスポーツを振り返ってみます。

僕なりの年末年始スポーツの開幕は2024年12月22日、京都の都大路を襷を繋いで駆け巡る全国高校駅伝女子・男子。

女子の優勝は長野東高校で、準優勝が仙台育英高校。男子が優勝が佐久長聖高校で準優勝が大牟田高校でした。

長野県のアベック優勝で、留学生のいない両校が日本人のタスキリレーでの見事な優勝でした。特に男子1区10キロは高校生の最高レベルの戦いで、来年の箱根駅伝にも繋がるので非常に興味深く観戦しました。

2024年最後の日の入り

そして、2025年の幕開けとともに全国実業団駅伝(通称ニューイヤー駅伝)が開幕。新春の群馬路を100キロ以上7区間でタスキをつなぎました。

旭化成が5年ぶり26回目の日本一に輝きました。2位のHONDAとはわずか8秒差、日本を代表する長距離ランナーがこぞって出場する本大会はレベルが高く順位変動もあり新年早々、TVにかじりつく約5時間でした。

1月2,3日は箱根駅伝往路・復路が行われました。今住んでいるマンションから小さく2区、9区が見え、走り抜けるランナー達と放送車両や地上中継のヘリコプターが確認できました。

昔から家族で年末年始を箱根や大磯で過ごしていたので箱根の時は5区、6区、大磯の時は4区、7区を沿道で旗を振って応援していました。

次男が中央大学の体育会サッカー部だったため今は中央大学を応援しています。今年の往路は大健闘で優勝した青山学院大学に次いで往路2位でした。

復路は駒澤大学が優勝、青山学院大学が2位、総合優勝は青山学院大学、2位は駒澤大学でした。

箱根駅伝は正直コマーシャリズムが過ぎて、その過剰な報道と過剰なアナウンサーの叫びがスポーツの純粋さを年々薄めているように感じます。

大学にもそのコマーシャリズムを利用しているチーム、監督があるのは単純にアマチュアスポーツを興ざめさせています。

アマチュアとプロの違いを明確にしてこそプロという目標の質が向上すると僕は思っています。マスコミ利用はもっての他です。

そのため、僕は駅伝の結果を見たらインタビューなどは一切聞かず、即チャンネルを変えてしまいます。もちろんワイドショーなど論外です。

1月7日の火曜日には全国高校ラグビーの決勝戦がラグビーの聖地大阪花園ラグビー場で行われました。5日の準決勝は妻の出身の國學院栃木高校と長男の出身の神奈川桐蔭学園高校の妻VS長男対決でした。

この勝負は長男の桐蔭学園高校の勝ちで桐蔭学園高校が決勝に進出しました。決勝戦の対戦相手は常翔学園高校と東海大大阪仰星高校の勝者。

常翔学園高校といえば娘婿が今回の大会にも出場していた国学院久我山高校ラグビー部に所属し花園にスタメンで出場した10年以上も前、準決勝で負けた相手が常翔学園高校だったそうです。

それでも3位になったのは立派なものですね。その常翔学園は惜しくも東海大大阪仰星に敗れ、決勝戦は桐蔭学園VS東海大大阪仰星でした。

決勝戦は、桐蔭学園の見事な勝利で桐蔭学園の2連覇、5回目の優勝でした。桐蔭学園の金子コーチは長男が桐蔭学園中学の一年生の時の担任の先生でした。本当に不思議な縁ですね。

1月13日の成人の日には、秩父宮ラグビー場で全国大学ラグビー選手権大会決勝、高校サッカーの聖地・国立競技場では全国高校サッカー選手権大会の決勝が実施されました。

大学ラグビーの対戦は、関東対抗戦グループの1位早稲田大学と対抗戦グループ2位ながら大学選手権4連覇を目指す帝京大の対戦になりました。

プロや日本代表に大量の選手を送りだしている帝京大学の意識は高く娘婿が「プロ意識の高い選手は帝京大学から誘われることを望み、誘われたら迷わず行く」と言う通り、圧巻の試合運びで圧倒していました。

往年のスター選手五郎丸氏の解説が素晴らしく、本当に楽しく観戦することができました。

特にスクラムの審判に対する印象の話は素晴らしく、やはり、すっかりタレント化した元スポーツ選手や、ちょっとスポーツをかじった程度のタレントを解説に使い、視聴率でも稼ごうとする民放TV局との大きな差を感じました。

今、いろいろ言われているTV局の在り方の中には、民放局のスポーツ報道の質の低さとスポーツ選手をタレント化する姿勢に大きな反省を求めたく感じているのは僕だけでしょうか?

最後は僕がこよなく愛するサッカーです。大学サッカーがラグビーや駅伝のように騒がれないのは本当に残念ですが、高校サッカー、特に今年の高校サッカーは素晴らしく、選手達の一挙手一投足は余すことなくサッカーの魅力を試合を通じて伝えてくれました。

この試合も大学ラグビー選手権と同じく13日におこなわれました。

その主役は優勝した前橋育英高校と準優勝の流通経済大学附属柏高校の選手達でした。

僕は13日の16時羽田発伊丹行きに乗って、翌日の大阪芸大の講義の前乗りをしなければならず、14時のキックオフは自宅で観ていましたが、最後までしっかりライブで観ることが出来ませんでした。

しかし、たまたま天王寺のホテルでTVをつけるとサンテレビで最初から見ることができました。放送が途中で終わったと物議をかもし出したPK戦も再編集されていて、しっかり見ることができました。

まさに死闘という表現がぴったりの90分の前後半と延長20分前後半でしたね。

内容的にはちょっとだけ流通経済大学附属柏高校が押していたように感じましたが、両チームとも決定的な場面は作らせないとてもクリエイティブでフェアな試合でした。

PK戦を見ても両チームのGKはコースをよく読んでいるにもかかわらずキッカーのコースがギリギリのためセービングができないというハイレベルなシュートが繰り返された10人目までの長い戦いでした。

結果として、前橋育英高校が優勝しましたが、この決勝戦自体に価値が凝縮された甲乙を語れない試合でした。

一つ救いがあったとするなら、11人目になりゴールキーパーが蹴らなくてよかったことだとしみじみ思いました。

キーパーがPKを外し、相手のキーパーのPKを取れなかったら、全ての責任が一人のキーパーにのしかかることになります。

今回のPKでも外した選手とGKはどうしても自分を責めてしまいます。僕もサッカーをやっていたので、PKを決めたことはほとんど憶えていませんが外したPKは鮮明に憶えています。

「PKは運」と言われていても外したトラウマは一生残ると感じています。

今回の決勝戦を観て、高校サッカーの決勝戦のPK戦(決勝戦以外は必要ですが)には疑問を感じました。

皆様、高校ラグビーは決勝戦で同点だった場合、両校優勝になるのをご存知ですか?

実際に今年優勝した桐蔭学園高校は2010年の大会の決勝戦で東福岡高校と31-31の同点で両校優勝になっています。過去4回(1回は天皇崩御で決勝戦中止)両校優勝があります。

このように、高校サッカーの決勝戦は両校優勝か結果が出るまで再延長のようにすべきだと思いました。皆様はどうですか?是非コメントください。

それにしても年末年始のスポーツは最高です。それもその試合の大半をネットで見れて、うるさいアナウンスを聞かないで済むのはとても良いですね。

その他、ゴルフの松山英樹選手がアメリカPGAツアーの開幕戦で優勝したり、バスケットボールのウィンターカップや春高バレーなどもあり、スポーツ好きにはたまらない季節ですね。

今年もスポーツのnoteも書いていきますのでよろしくお願いいたします。

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吉良俊彦(マンガデザイナーズラボ代表)
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