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マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❻沖縄本土復帰50年企画「未来へ」〜観光篇~

どうもどうも、吉良です。

本日、2023年5月15日に沖縄県は本土復帰51年目を迎えました。

1945年6月23日に沖縄戦が終結した後、1945年8月15日に終戦。そこから約6年半の戦後処理期間があり「サンフランシスコ平和条約」が締結されました。

その後1952年4月28日に「対日平和条約」が発令され、沖縄県の1952年5月16日から1972年5月15日までの20年間のアメリカ統治が決定。1972年5月15日に沖縄県が終戦から27年経ってようやく日本に返還されました。だからこそ、沖縄県、いや日本にとって2022年5月15日の沖縄返還50周年は極めて重要で、後世にしっかり残してゆく義務があると思います。

その全ての想いが今回まで6回にわたってご紹介している企画プロデュースには込められています。詳しくは1年前にお話ししている、2022年5月9日の『沖縄本土復帰50年企画「未来へ」❶想いを伝えるプロデュース』を必ずご覧ください。マンガデザインプロデュースのコンセプトを理解していただけると思います。

本企画は、沖縄県の本土復帰50年を迎える2022年5月15日の6日前の5月9日から、沖縄県紙のひとつである琉球新報のWebサイト(電子版)でスタートしました。

9日にプロローグ、10日に自然・環境篇、11日にくらし・経済篇、12日に文化・芸能篇、13日にスポーツ篇、14日に観光篇と続き、15日の本土復帰当日は琉球新報と全国紙の日本経済新聞にマンガデザイナーズラボ渾身の琉球紅型30段デザインの「未来へ」を掲載しました。
改めてそのたくさんの方々の想いを載せた作品をご覧ください。

マンガデザイナーズラボがこれまでにプロデュースしてきたマンガ作品を紹介する「マンガデザインプロデュース by Manga Designers Lab.」の第3回目は沖縄本土復帰50年企画「未来へ」の「EP5 観光篇」です。
今回が沖縄企画の最終回になります。

くらし・経済篇」にも書いたように、内閣府が公表している「県民経済計算」の2019年データから、「1人あたりの都道府県民所得の多さランキング」を見ると沖縄県は全国最下位で239万6000円、第1位の東京都の575万7000円の半分にも満たない状況です。

つまり地域間での所得格差が極端で、沖縄県民のくらしは復帰から50年経てもかなり厳しい状態といえます。

この状況を踏まえて、我々日本人は「特別の配慮」を持って沖縄県に向き合っていくべきですね。インバウンドの好景気は想定できますが、我々も積極的に観光サポート、つまり旅行先に沖縄県を選択することなどが大切です。

沖縄県には見どころは満載です。どこの土地に行くときもその地の歴史を知っておくことは大切ですが、沖縄県の場合は絶対です。リゾート気分は2回目以降にとっておいて、まず琉球の歴史、戦争の爪痕をしっかり学び、見学することは必然です。

平和祈念公園、平和の礎、ひめゆりの塔、旧海軍壕など沖縄戦の戦争遺跡、琉球王国の首里城・守礼門(しゅれいもん)、首里城・瑞泉門(ずいせんもん)、2026年に再構築予定の首里城・正殿(せいでん)。

琉球王国の王家の別邸の庭として造られた識名園(しきなえん)、1501年に建造された琉球王家の墓陵である国宝のグスク玉陵(たまうどぅん)。

琉球独特の石造建築様式で世界遺産に登録された園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、斎場御嶽(せいふぁうたき)。
それらをつなぐゆいレール、美ら海水族館、宮古島や石垣島などの離島も表現して観光篇をプロデュースしました。そして、その全てが沖縄県の輝ける将来に繋がるようにタイトルを「未来へ」にしたわけです。

沖縄本土復帰50年企画「未来へ」の「EP5 観光篇」のマンガです。

Manga de Japan」ではプロローグマンガのまちがいさがしマンガモーションもご覧いただくことができます。あわせて是非お楽しみください!

沖縄本土復帰50年記念企画「未来へ」EP5 観光篇
まちがいさがしに挑戦!

次回はイリソ電子工業様と制作した、新横浜駅に掲出されたOOHデザインを紹介します。お楽しみに!


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