マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❽(株)ANA総合研究所・HPキービジュアル
どうもどうも、吉良です。
前回の「マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❼イリソ電子工業(株)・新横浜駅OOHデザイン」に続き、今回は株式会社ANA総合研究所(以下、ANA総研)のHPキービジュアルについてのマンガデザインプロデュースを紹介します。
マンガデザイナーズラボは「未来は撮れない、だから描くしかない」をコンセプトに、マッピングマンガデザインの領域を生み出し、未来の企業イメージ、パーパスなどを描いてきました。
その中でも、2023年4月中旬に公開された、ANA総研のHP「ANA総研の未来図」は、最新のマッピングマンガデザイン作品です。
ANA総研は、ANAグループのシンクタンクとして航空事業に関する幅広い横断的な戦略を調査研究するとともに、航空と関連する新たなビジネスの提案、地域活性化や観光振興、学校教育など、実に幅広い領域に取り組んでいます。
会長の阿部さんとは7年以上のお付き合いをさせていただいています。初めての出会いは2016年3月9日、コロナ禍前の北京の日本大使館内の企業委員会「中国日本商会 三資企業部会」で僕が約1時間の講演会をしたときでした。
当時阿部さんが全日空航空公司の総代表、中国北京・天津支店長だったときでしたが、まさにその講演会終了とともにマンガデザインを支持してくださり、また共通の友人もいて、今日まで深いお付き合いをさせていただいています。
「ハートフルストーリー」や「デスティネーション企画」「似顔絵企画」などグループ会社へのご紹介を含めて沢山の機会を創出していただいています。
今回のプロデュース内容は、ANA総研の今後のビジョンをマンガデザインで表現する、という難しい内容でしたが、ご相談を受けてから議論を重ね、時間をかけて丁寧に進めました。
最初の相談は阿部会長がANA総研の社長に就任して間もない2022年の6月頃、そこから方向性が決まるまで、半年以上かかりました。クリエイティブの方向性も何度か変更しました。
参考クリエイティブとして弊社が毎年手がけている文部科学省の「科学技術・イノベーション白書」や、北海道新聞社の「あしたねプロジェクト」、山梨日日新聞社と制作した「150周年ビジュアル」などを参考にしながら、日本の未来とANAの未来を重ね、総合的にプロデュースしました。
そして完成したのがこのデザインになります。現在、ANA総研のHPに掲載されていますので、是非ご覧ください。
トップビジュアルの右下に、弊社のクレジットを大きく入れていただいており、ANA総研さんからの信頼感を感じ取れます。公開と同時に、会長からも、嬉しいコメントをいただきましたので紹介します。
尊敬する阿部会長にこんなメッセージをいただくとは思ってもいませんでした。このHPがたくさんの方の目にふれることを楽しみにしています。
次回のマンガデザインプロデュースもお楽しみに!