『地球がまわる音を聴く』展に行ってきました。【森美術館】
森美術館で、開催されている企画展『地球が回る音を聴く: パンデミック以降のウェルビーイング』に行ってきました!
私は、神社仏閣によく参拝したりするのですが、同じような理由で美術館にも(頻度はあまり多くないですが)行くことがあります。
心が落ち着くというか、ゆっくりと過ごすことができるのが好きなですよね!
困難な時代に「よく生きること」とはと言うことを考えられる展覧会になっている!そうで…
正直、ちょっと難しかったです!
が、オノ・ヨーコのインストラクション・アートからの引用の、本展のタイトル『地球がまわる音を聴く』というのは、なんとなく感じられたような気がします!
美術館特有の、静かで少し緊張感のある雰囲気がそうさせているのかも知れませんが、
なんだか瞑想状態に入ったような、何も考えずに心穏やかに過ごすことができましたし、
そんななか展示を眺めていると、本当に地球がまわる音が聞こえてくるような、そんな気持ちになりました!
具体的に、どうだったというのは全く上手く伝えられないんですけどね…
特に、気になった展示ですが、
青野文昭さんの「僕の街にあったシンデンー八木山越路山神社の復元から2000-2019」
というもの!!
仙台市の越路山神社という神社は、1990年代の終わり頃、急に廃社されて、鳥居もバラバラに壊され捨てられてしまったそうで…
それから、十数年後におきた東日本大震災で街を襲った津波が神社の地点で止まったそうです!
なのでこの神社は、こうした時に人々が逃げるための目印になっていたのではないか!壊されるべきではなかったのではないか!
と、そんな思いで?(正直あっているのか分かりません…)十数年前に回収していた鳥居を引っ張り出して、作られたものらしいのです!
難しいことは、分からないのですが私が感じたことは
『見えないものの力って、やっぱり存在するし大切にしなくてはいけない』ということです!
先にも述べたように、私は神社仏閣にもよく行くのでが、見えないものに守られているって感じています!
思い込みかも知れないし、そう思いたいだけなのかも知れないし、ただ何となく感じるだけなのですが!!
でも、そのことが今回の展示でも感じられるような気がしました!
神社仏閣も、そこにある意味があるからそこにあるのかなと感じました!!
大切にしなくてはいけないものなのだと!!
人の想いとか、気持ちも目には見えないけど確かにあるもので、
言わなきゃ分からないと、言う人もいるし確かにそう言うこともあると思うけど、
みんな目に見えるものとか、言葉に発したことばかり大切にしている気がします!
言わなくても通じることもあるし、そんな仲間と過ごして仕事もしていきたいなと、思います!!
と、最近仕事で嫌なことがあった私は思うのです!
全然話がずれてしまいましたが…
その他、心に残ったのは『金崎将司』さんの作品!!
『金崎将司』さんは、知的障害をもつ作家さんだそうです!
私は、障害のある人と携わる仕事をしておりますので、感じることがありました!
作品は、雑誌のカラーページや折込チラシを細く切ったものと木工用ボンドでできていて、製作中に作品を撫で続けことで、テカテカしたような質感が出るそうです!!
一見、障害をもつ人の問題行動とも捉えられてしまいそうな制作工程ですが、それをここまでの美術作品にしていることが驚きです!
↑なんか、安っぽい言葉になってしまいました
障害の有無などにかかわらず、どんな人も自分の能力を伸ばし発揮できるといいなー!!
と、考えさせられました!!(上手く表現できないのがもどかしいです…)
何はともあれ、嫌なことも忘れてゆっくりと過ごすことが出来ました!!
また、美術館にも定期的に行きたいです!
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