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酒を飲んで呟いてはいけない

夜は悪魔の支配する時間なので、夜中に原稿を書いてはいけない    (Dietrich Bonhoeffer)

夜の文章は深淵を覗き込むような袋小路に陥りそう。だから避けたほうが良いということだ思っていた。そしてもう一つ、夜は酒がつきもの。酒をのんで書いてはいけない。ましてやSNSはなおのこと。どうせ読むに耐えないものとなり、周囲に迷惑をかけ評判を落とし、朝にはきっと消したくなるからだ。

余のつらつら思うところにあやまちなくば、酒を飲むのには5つの理由がある。良酒あらば飲むべし 友来たらば飲むべし のど、渇きたらば飲むべし もしくは、渇くおそれあらば飲むべし もしくは、いかなる理由ありても飲むべし。(Henry Aldrich)

酒のんで執筆して、書き上げられた素晴らしい文学作品ってあるのだろうか。酒豪の文豪や酩酊文学は、たしかに存在するが本当に酔った状態で書いているかは定かではない。習慣的な飲酒を継続している故、酔って書いていたに違いない、と思える作家を数名思いつくもののシラフのときに手を入れているのかもしれない。実際に酔った状態で書いている名作、是非教えて下さい。


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