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読書感想 多分本気でそう思っている感覚

先日同期の懇親会があった。
結構のいつメンだったので、あまり新鮮さはなかったが、新しい気づきもあった。

案外、みんな真面目な話も好きなんだ。

私は飲み会になると、結構真面目な話にもっていきたがる性質があり、相手から嫌がられることも少なくない(悲しいかな)
その理由は2つあって、
・お酒も入り、ちょっとガードが下がっているところからのお人柄、普段考えていそうなことが垣間見えることに興味があるから
・ゴシップ記事や愚痴大会に興味がないから

こう思っている人は、多分少数だ。
でもこの前の飲み会は、きっと真面目な話が好きな人がいそうな気がした。
それに気づけたのは有益だった。
それにしても、かく言う私はお酒が入って変な絡みをしていたので、あとから思い出すと顔から火が出るほど恥ずかしい思いです。気をつけます。

さて、今日も読書感想をしていく。
書籍は、「機嫌のいいチームをつくる 吉井理人著」である。




これで3回目の読書感想になるかな。
今日で読了したが、結構じっくり読むことができた。
最近よく思うのだが、速読は為にならんなーということ。
深読こそ、心に沁みてくる感覚がある。
まあ読書なんざ、楽しいから読んでいるだけなんだが。

さあ早速、読書感想の結論をまとめる。
「文化の創造には覚悟も必要だし、持久力も必要。何よりも「ブレない」ことが大切。そのためにも明文化すること。明文化されていない、忖度、慣習は徹底的に拒否反応を示す。でも日々過ごしていると、「ブレる」要素・情報にさらされる。その要素・情報に流されることなく過ごすためにどうしたらよいのか?」


最後に疑問文で終わる形にしたのは初めてだろうか。

まず本書を読んでの感想は、
「吉井監督は、本気で球団の文化の創造を考えている人なんだろうな」
ということ。
上辺で話しているのでもなく、見栄で話しているのでもない。
きっと本気でマリーンズがコミュニケーションが活発になる球団になるようにしたいと思っているんだろうなと伝わってきた一冊である。

私もよく本を読むので、
「なんか言葉が全然刺さらないな」
という一般論を語る方もいる。むしろそっちの方が多い。

吉井監督はそうではない。
論が一貫しているということもある。
それは、日頃から言葉にする、言語化することをやってこられているのだと推察する。
言葉が刺さる。
本書を執筆しているのも、自分の方針の再確認をするために生かしているように思える。

あと、1人になる時間を持たれていることもきっとありそうだ。
いつも誰かといると、自分の考えやアンテナの感度が鈍くなることが多い。


私も引き続き、言葉にすること、1人になることを行なっていきたい。

では、結論の疑問文で終わっている部分について掘っていく。

私はこんなふうに生きていくぞ!
と考えを持っても、数日するとその通りの行動になっていないことが多々見られる。
御多分に洩れず私も同様だ。

それは、私を取り巻く要素や情報がそうさせているのだと思う。
要素とは、体調や家族の状況、天候などもそうなのだろう。
情報とは、SNS等の情報、テレビの情報、私の半径10mで関わる人が話している情報など。
これらに影響を受けずに、自分を保つ(「ブレずに過ごす」)ためには、どうしたら良いのか。

・へーそうなんだと一旦受け止める。
・依存関係を断ち切る。(人間関係もスマホの情報も)
・でもいつでも接続可能な状態にしておく。

イメージするなら、インターネットに接続していないスマホ、タブレットになれということか。
そうすると、スマホの画面のキレイさに気づくこともできる。
カメラで撮った写真を見返して、思い出に浸ることができる。
画面の切り替えの滑らかさに感動することができる。
Bluetoothの機能の便利さに驚くことができる。

でもモバイル通信やWi-Fi接続すれば、情報を受け取ることができる。
必要な時に必要なだけ摂取すればいいのだ。
何事も摂りすぎは、身体に毒である。

結局、極みは「孤独になれ」である。
孤独でも生きていける力を身につけるのだ。
そうは言っても社会で生きているので、他者とは必ず関わらなければ生きていけない。
それでも、
「私は1人でも生きていけるのか?そのためには何が必要か?」
という問いをいつも持ち続けて、答え続けられていれば、多分「ブレず」に生きていけるのだと思うのである。

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