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読書感想 引用するときの注意点

8月に入って、猛暑が続いて、明日は雨模様。しかもかなりの雨量。
なかなかの異常気象だなーと。

自分にできることは、異常気象による災害時の備え。
あとは、気象変動を加速させる行動を極力控えること。SDGsの要素で。

私ごときが、あーだこーだ喚いても何にも変わらない。自分にできることをするまでである。

さて、今日も読書感想をまとめたい。一つ大きな仕事を終えたので、今ゆっくりと読書ができそうな雰囲気になってきた。ありがたい。

今日も「弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉 鈴木颯人著」を読んでの感想をまとめる。やっと読み終わった、、、

今日は、批判的な視点でまとめる。そして、自分もしがちだなと思うこともあるので、今後の行動に活かせるようにしたい。

読んでの第一印象は、「読みづらいなー」と思ったのである。
noteもろくに丁寧にまとめられないやつが何をほざいているのだと、自分で自分を責めたいが、そう思ったので仕方ないのである。(開き直り)

何がそうさせているかというと、「アスリートの言葉」を引用する点である。

もちろん、引用することだってあるじゃんと思う人もいると思うが、その通りである。
しかし、著書は引用するアスリートの言葉と自分の実体験が混ぜられているのが、読んでいて非常に読みづらくさせているのである。

「あれ?これは〇〇という選手の話をしているのかな?」
「ん?これは著者の経験を話しているのかな?」
「むむ、△△という選手の言葉の著者の解釈を語っているのかな?」

これが、読んでいて行ったり来たりしていて、非常に困惑する道へ導いていた。

パターンは大きく2つあって、

1つ目は、アスリートの言葉を初めにバン!と出して、解釈を入れながら、こういうメンタルの弱さに効く処方箋があることを説いているパターン。

2つ目は、メンタルがこういう場面でうまく保てないことありますよね〜そういうときは、この言葉を思い出してください!と言って、アスリートの言葉を出すパターン。

どちらの方法も伝える方法として良いと思うが、そのアスリートの言葉の引用をどう扱うかを決めておく必要があると考える。

要するに、アスリートの言葉をメインにするのか、サブにするのか。

これが、著書では迷走していたので、読んでいて非常に困惑することになったのではないか。私の読解力の無さは置いておいて、、、笑

サブにするのは、割と簡単だと考える。だって、言いたいのは著者の考えだから、それを全面に出せばいいからである。
そして、そのアスリートの言葉は、どっかから切り取ったとしても、前後の文脈を多少押さえているのであれば、伝えたい著者の考えのエッセンスとなり得ると考える。

難しいのは、メインに置く書き方、伝え方。著者の考えを多少抑えながら、アスリートの言葉を解説を入れていく。言いたい自分の考えに歯止めをかけながら。
1番難しいのは、アスリートの言葉に威力を増大にさせるための、そのアスリートについての知識量である。
そのアスリートの言葉の背景となるアスリートの生い立ち、経験、環境などなどちょっと調べたくらいの情報では、アスリートの言葉は心に響きにくい。

近年、切り取りが横行しているところで、若干著書もそれに近いなと感じた。

そのことを考えさせてくれた著書は、ありがたい限りであるが(皮肉っぽいな、、、)、自分も文章を書くときに、引用はよく使う。

そのときに、自問したい。

「私は、その人のことをどれだけ知っているんだい?」

繰り返しになるが、サブに添えるのであれば、それでいい。でも割と無難すぎとも言える。

メインにおけるくらいの知識量で、伝えられるように、日頃からアンテナを張って、深掘りする癖をつけておきたいなと思った、読書感想でした。

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