
ムーニーの中の人ありがとう!おむつが癒しをあたえてくれた話
毎日暑いですね。みなさまお盆休みいかがおすごしでしょうか。
私はやったー!休みだー!と思った矢先、子どもが熱を出して看病の日々です。。眠った赤ちゃんが長く寝てくれと願いながらこのnoteを書いています。
さて、今回の【勝手に分析!Good CX】では赤ちゃんのお世話グッズに関するGood CXをお届けします。
赤ちゃんのお世話グッズは星の数ほど
哺乳瓶、おしりふき、おむつなど毎日のお世話に欠かせないグッズ達ですが、みなさん何を基準にチョイスしていますか。
安全性はマストですよね。大量に必要になるので値段も気になるポイントかも知れません。
機能性・品質も大事ですが、各メーカーの違いを試してこれだ!というものを見つけるほどの余裕も無い…
店頭で見かけた商品をなんとなーく買っている中で
『え!こんな思いやり詰め込んでくれてるなんて…泣いちゃうよ』
という、ユーザーのことを大事に考えてくれている商品に出会ったのでご紹介します!
やさしさがいっぱい詰め込まれたムーニーのおむつ🩲
ひとつめ『ムーニーナチュラル 新生児用おむつ』です。


おしっこをしたのをお知らせしてくれるラインがお花になっているところが(普通は直線が多い)かわいらしくて、親のテンションをあげてくれるのがこの商品ならでは。他は、他社のおむつと特段変わりないデザインです。
…と思っていたのですが、毎日せっせと使っていると、ある日こんなしかけに出会いました!

こんなしかけがあるなんてどこにも書いていなかったので、びっくりして写真をとって家族にシェアしてしまいました。
思いもよらないサプライズにテンションが上がり、メーカーの情報を検索してみると他にもこんな種類があるとのこと。

どうやらこの商品、京都大学大学院との「育児に対する親の自己効力感を高める共同研究」からうまれたおむつでした。
赤ちゃんからのポジティブなメッセージが浮かびあがる”Happyお知らせサイン”によって、育児中の親のポジティブ感情を高める効果があるとのこと。
おむつ交換は、お世話をする方と赤ちゃんが対面しながら行われる大切なコミュニケーションの時間です。そのお世話をする方と赤ちゃんが関係性を築いていくうえで、前言語期(0-6か月頃)は非常に重要な時期であるといわれています。しかしながら、この時期の育児初心者の方は、初めての経験ばかりで不安を感じやすいうえ、赤ちゃんからの明確なフィードバックを得ることが難しいことから、育児をしっかりできているという自信(=育児に対する自己効力感)を持ちにくい時期でもあります。そこで当社は、京都大学大学院教育学研究科の明和政子(みょうわ まさこ)教授と共同で、お世話をする方のポジティブ感情を喚起することで育児に対する自己効力感を高める研究を行いました。そして、その結果をもとに開発した“Happyお知らせサイン”を「ナチュラルムーニー」※2に搭載し、11月上旬より全国で発売します。
新生児おむつを使う時期は、家に閉じこもって24時間お世話対応。産後うつになってしまう人も少なくありません。初めての育児で不安な精神状態の方もいるかもしれません。
どうしても孤独になりがちな親の状況に寄り添って、ムーニーさんも育児に参加して優しく応援してくれているような素敵なデザインだなとちょっと感動してしまいました。
粋すぎる!ムーニーおしりふき🍑
次に『ムーニーおしりふき』です。

この商品、シートが残り5枚になると青い線でお知らせしてくれます。

それだけでも「在庫切らさないように教えてくれるなんて手が込んでるな〜ユーザー目線すぎる!」と驚いたのですが、なんとその青い線よく見ると…

パッケージには「青い線」ってだけ書いてたじゃん...優しいし、粋すぎるよ...疲れてたら泣いちゃう人、いるんじゃないでしょうか。
疲れるよね、気持ちわかるよ。と肩を叩いてもらったような、誰かに頑張りを認めてもらえたような気持ちになり、じんわりとした幸せを感じました。
単なる消耗品にとどまらない、ユーザーの心を動かし癒してくれる存在
本来、消耗品は機能を満たしていれば充分です。ですがそれだけでなく、その先のユーザーがどう感じるか?までデザインされた素敵な商品たちをご紹介しました。
企画会議でこのサプライズをこっそり仕込んでいるムーニーの方々を想像し、商品を飛び越えて会社のファンになってしまいそうです。
(執筆者:エクスペリエンスデザイナー 村上)
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