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「Yes/Noチャート」を使った参加型のCXプレゼンテーション

遅めの梅雨が明けて、もう夏になってきましたね。

そんな蒸し暑いなか私たちは、2024/7/3-7/5の3日間、東京ビッグサイトで開催されていた「CX 顧客育成 EXPO」に出展していました。ひとまず無事イベントを終えられて、ほっとしています。

今回の【勝手に分析!Good CX】では、私たちが提供した顧客体験(CX)を、自ら振り返りつつ分析してみました。色々な工夫をしたので、そういった点もお伝えできればと思います。


会場からブースまでの道順をご案内

展示内容の前に。エキスポあるあるですが、なんといっても会場が広い!!同時に複数のテーマで催事をしているため、私たちもブースに辿り着くまでも一苦労でした...…

東京ビックサイト入口の写真
東京ビックサイト入口

二日目以降は、ウォークスルー動画を作成し、会場へ来ていただいた方が少しでも安心してブースまで到着できるように工夫しました。


来場者が一緒に参加できる体験型チャート

出展内容は、簡単に言うと「優れたCX(顧客体験)を提供する組織へと変わるために必要な、19のプログラムのご紹介」です。良いCXを提供するために会社を変えていきたい、そのような課題への解決策をご案内していました。

ブースの様子

ブースでは、プログラムをただ紹介するのではなく「Yes/Noチャート」を使った体験型プレゼンテーションとしてご案内しました。スタート地点からYes/Noに答えながらチャートをたどることで、自社に必要なプログラムが見えてくるという設計です。

チャートを見た方は「せっかくだから、自社の現状確認のつもりでやってきます」「俯瞰して見ると、もう最初のとこ(Discover:発見)で止まっちゃってるんですよね」と、体験を通して自社の課題を再発見していただけたようでした。

サービス広告だけにはせず、自ら体験し納得してもらいながら、まずはご自身の状況を理解していただけるようなお手伝いができていたら幸いです。

Yes/Noチャートを体験されている様子


幾何学に込めた「意味」

このイベントで、もっとCXマネジメントのことを知っていただくべく、「CXM」のロゴも作成しました。ロゴも含めた壁面デザインをきっかけに足を止め、ブースに入ってきてくださる方もおり非常に嬉しかったです。

(CXMロゴを象徴的に扱った「Yes/Noチャート」紹介動画も作成しました)

また、壁面で紹介している4つのフェーズ「Discover」「Organize」「Execute」「Enhance」で示している幾何学模様には、それぞれの内容に合った意味づけを意識して作成しています。

幾何学デザインについて
幾何学をデザインするにあたり意識したポイント


当日の気分を盛り上げるグッズ

グッズで少しでも楽しい気分になってもらえたら...!と思い、ブースに立つメンバーは、CXMのロゴや幾何学を使ったオリジナルTシャツを着用しました。また、ブースに来ていただいた方に、19のプログラムの中で ”興味のあるものだけを個別に” お持ち帰りいただけるよう、バラバラに組み合わせられる円形のプログラムカードを準備しました。

スタッフ自身も楽しんでいた気持ちが伝達し、より良い体験に繋がっていると嬉しいです。

展示会に際して用意したグッズ
グッズによって、スタッフの一体感も高まりました


このように、CXMの紹介がGood CXになるような展示を目指して出展しましたが、あくまでも提供側がしていた工夫に過ぎません。体験の価値は受け取り側が決めるものです。工夫が真っ直ぐ来場者に届いて、今回の展示がGood CXになっていることを願います。

今回は、展示会でのCXを出展側からの視点でお伝えしました。10月にも「Yes/Noチャート」の実施を企画をしているので、さらに良いCXとして提供できる体験にブラッシュアップしていければと思います。

それでは!


ブログでは、EXPO出展全体に関するイベントレポートも公開しています。

(執筆者:デザインリサーチャー 今川草乃花・相馬未奈)


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