すき家なのに生きがいがある!
スキャナーに生きがいは無い。惰性の会議の不要な資料をひたすらコピーする。新聞のスクラップをスキャンして、アジェンダ(井戸端会議には冗長)を整えて、社員(これも要らない!冗談。)の数だけ揃える。角をそろえてホチキス!これは俺が仕事をしているのか?ゼロックスの労働では?ついに俺は使役する側になれたのだな。それで手取りが少ないのか。月に貰える旧諭吉の数より遥かに多い、怠惰そのものといえる紙束を事前に配りに向かう。
コピー室の鍵を閉める。あまりにも頻繁に使うので勝手に合鍵を作った。