キャリアと収入を「執筆で」モノにする、という考え方
この間、度々途中経過をお知らせしていましたが、
4月末にとうとう3作目の単著の執筆を終え、出版社に脱稿いたしました。
当初指定された予定通り、ちょうど半年間かかってしまいましたね...汗
もちろん、これからが編集作業など、本番が始まるのですが。
当初、テーマがテーマだけに、書き切る自信はまったくありませんでしたが、何とかやれちゃいました笑
書き上げてみて、もちろん余裕なんてものはありゃしないのですが、
かと言って、全く切羽詰まってなかったんですよ。どことなく余力を残しているというか。
過去に2冊、そして多数の連載執筆などもありますが、この感覚は初めてでした。
これ、どうしてだと思います?
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それもこれも、「時間」があったからです笑
良くも悪くもと言いますか、諸々の仕事が中止となり、時間だけはたくさんありました。
これは非常にデカかった。
いつもだったら、他の資料づくりやら講演やらと同時進行なので、どうしてもまとまった時間が取れないのです。しかも私、移動時間を使って執筆するのも(酔うので笑)苦手としています。
特に今年に入り、このコロナの状況になったことは、ある意味ラッキーでした。
ところで、私はこれまでのキャリアを振り返った時に、「書く」ということを軸にここまでやってまいりました。
最近でいうと「理学療法ジャーナル」もそうですし、この年末年始は3ヶ月にわたり、地元夕刊紙「いわき民報」にて随筆を書きましたし、過去にざっとこのような形で書いてきました。
・福島県作業療法士会学術誌 「リハビリテーションに活かすコーチング・スキル」(2009年4月)
・作業療法ジャーナル(2011年1~6月号)「OTのための教養講座:コーチング」
・月刊WAM(2011年4月号~2013年3月号)「施設経営者のためのコーチング」
・療法士.com(2011年7月~2012年3月)「新世代療法士の必須スキル~超実践コミュニケーションあるある講座~」
・デイの経営と運営(2012年5月号~2013年3月号)
「管理者・リーダーのための指導力を高めるコーチングメソッド」
・書籍「医療・福祉の現場で使える『コミュニケーション術』実践講座」(運動と医学の出版社)2012年9月
・月刊WAM(2013年4月号~2015年3月号)「職場のコミュニケーション力」
・理学療法ジャーナル(2014年4月号)「理学療法における患者の動機づけを向上させる技術」
・通所介護&リハ(2015年9・10月号)「相手を伸ばす!レベル別・キャリア別 ほめ方・叱り方と育成のポイント」
・ウェブサイト「治療家のお仕事Magazine」(2014年12月~2017年7月)
・メールマガジンMRIC記事 Vol.057 介護人材確保を目指す「心のボーナス」という考え方(2017年3月)
・高齢者安心安全ケア 実践と記録(2017年5,6月号) 「介護職員のメンタルヘルス不調のサインを見つける方法」(9,10月号)「カンファレンスでの情報共有と多職種連携)
・月刊介護保険 「介護の現場を活性化するコミュニケーション術」(2017年7月号~2018年6月号)
・リハ―ジュVol.2 「介護現場のPT・OT お悩み解決術」(2017年10月)
・ウェブサイトPOST(2018年3月~2019年2月)
・書籍「療法士が変わる時に手にする本」(運動と医学の出版社)2018年7月
・共著「リハビリテーション管理・運営 実践ガイドブック」(メジカルビュー社)2018年9月
・理学療法ジャーナル 臨床のコツ・私の裏ワザ(2018年11月)
・共著「コミュニケーションを止めるな!」(2019年3月)
・・結構ありますね笑
論文に書くとか、学会で発表する、というのとは異なるアプローチなんですけどね、自分はこういうの好きなんでしょうね。
「書く」ということでは、このnoteというツールも数年来注目されてますし、電子書籍のハードルも下がってきました。
しかし、やっぱり何だかんだ言っても、「紙」なのですよ。
紙の本が出る、紙媒体に自分の執筆物が出ている、というのはやっぱり特別なことなのです。
まずは、ある専門領域のことについて、一定量の知見を書き記すことが出来るということは、その道の専門家である証です。「先生枠」に入ることが出来るのです。
そして、何かを書くためには、その都度相当のインプットをせざるを得ません。強引に自己研鑽することになります。また、書いた物を後で製品となって手に取った時の満足感は何物にも代えがたいものがあります。そして、それによって、自己肯定感が高まります。
そして、これ自体が自分のプロフィールとなり、それがまたご依頼を頂く契機となるでしょう。自分の名を広げるアピール媒体としても機能します。これが積み重なれば、キャリアそのものです。
昨今、副業のことが言われますが、この執筆というものは自己研鑽をし、キャリアアップに繋がりながら、原稿料としても副収入が得られる。これ、サイコーじゃないでしょうか笑
私はいつもキャリアづくりの「わらしべメソッド」と呼んでるのですが笑、私自身、ある専門誌への執筆が、次の依頼や次の新たな大事な出会いに繋がる、なんてことを幾たびも経験しました。
少し大変なのは最初の実績づくりかもしれませんが、昨今では様々なWeb媒体などもあります。そういった所で寄稿させてもらうか。専門誌にサンプル原稿を勝手に送りつけ、寄稿をお願いしても良いかと思います。
そういった所から記事を書き溜め、それをプロフィールに載せたり、また自分の記事を一まとめにし、PDF化して無料レポートにして配布したり。そうやって、わらしべ長者ストーリーを作っていくのです。
やっぱり、「誰か自分のこと気づいてくれないかなー」と思ってても、誰も気付いちゃくれませんし笑、最初は無理やり自分で実績を作って、それを元手にアピール展開してかなきゃいけませんよね。
そうしてるうちに、近い将来、あなたも著者としてデビューを飾れるかもしれませんよ!!
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さる2020年5月3,4日に開催され、熱狂のうちに幕を閉じた『師匠シンポジウム』。
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