S女のさじ加減
世の中には、地味で平凡な人生を送りたい人もいれば、そうではない人も・・・。
最近、私が新たにお仕えすることとなったボス。
どうやら、後者の方だ(笑)。人生に刺激を求めます。
最初、この職場にやって来た頃の私は、だたのお笑いキャラでした。
ところが・・・。
この職場のボスが、私の隠れた(?)才能を発掘(笑)。
怪しげな目つきで、何かを要求してくるボス。
サービス精神旺盛な私のことです(笑)。
(はは~ん、こやつ、毒リンゴが食べたいに違いないっ!)
何故か、この勘は的中していた模様。
しかし、毒リンゴを用意するにもそれなりの苦労があります。
総務の女性。彼女も「ボスの踏まれたいサガ」を察知。
でも、やり方が、なんかおかしい・・・。
彼女は、ボスとはある事件をきっかけに、犬猿の仲に。
「あなた(ボス)の言っている事は、よく分かりませんっ!」
「私にどうしろって言うんですかっ!」
2人が話を始めると、険悪な雰囲気になります。
食べると、周りも死んじゃう毒リンゴ状態です。
ある日のボス。またしても、私の所へ毒リンゴをもらいに来ました。
そして「グサッとくる!」と、お決まりの一言を放つボス。
そこで「ボス、私の性格、知ってますよね?」「オブラートは無いっ!」
「自ら望んで、私に踏まれに来てるよね?」
「あなたは、そんな(私の言ったことで傷つく様な)タマではありませんっ!」と返す私。
それを聞いたボスは、苦笑い。そう、笑ってもらわねばなりません。
食べても死なない毒リンゴ。さじ加減が大事なのでした(笑)。