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とんでもないドラマの始まり
今は、仕事の最繁忙期。
こんな時期に、転職活動をしなければならないとは…。
職場に君臨する2人のボス。
もうすぐ、先月退職した総務・経理の小悪魔女子にパワハラやセクハラに関する内容証明郵便を送られる予定です。
実務チームのボス。小悪魔さんに経理上の不正を暴かれてから、彼女に辛く当たる様になりました。
小悪魔さんと仲良くしていた私は、ボスに別室に呼び出され、彼女と仲良くしない様、説教されてしまいました…。
さらに、10月に退職した別の友人と仲良くしていることについても言及。
「あなたは、仕事の出来ない人とばかり付き合っています!」
「もっと仕事の出来る人と付き合いなさい!」
(余計なお世話なのだ!)
友人は、決して仕事の出来ない人などではありません。
この友人が退職してから、職場は大混乱。
ボスが友人のやっていた仕事をやってみるも、間違いだらけで、修正に追われまくっています。
友人は、ほとんどノーミスで、お客さんからの苦情は1度もありませんでした。
一方、コンサルチームのボス。
こちら、小悪魔さんを大変気に入ったのは良いのですが…。度を越してしまいました。
妻子が有りながら、小悪魔さんに熱を上げて、不適切な関係を迫ったのでした。
(ああ、何てこった!)
最近やって来た、お爺さんアルバイト。
「ここの代表ら、人格に問題あるで~!」
彼も、2人のボスに違和感を感じている模様。
「あんた、こんな所におったらアカン!」
修行の為とは言え、私もよく我慢してきたものです。
もう、ある程度の仕事は覚えました。
これ以上、先に進もうとすると、ある同僚が邪魔をしてくるのでした…。
ボスも、なまじ仕事が出来過ぎる従業員は、目の上のたんこぶだと思っている様子。
ただ、ひたすら事務作業をしてもらいたいだなのです。
小悪魔さんの爆弾は、今月中に投下されるのだとか…。
皆、大人しく職場を去って行ったのですが、さすが、小悪魔さんだけは違いました。
(ボス、たまには反省しようぜ!)
新たなドラマの始まりなのでした。