母の教育方針
私の母。気性は激しく、思った事のほとんどを口にします。
「母の考えている事が分からない」なんてことは、ほぼ皆無。
そして、家族が言葉にしない事をおもんばかって何かをするということが、一切ありません(笑)。
母に何かをしてもらいたい時は、それを言葉にしてハッキリと伝える必要があります。
母に対して、「気付いてくれよ」とか、「空気を読んでくれよ」なんて思うのは全くの無駄です。
自分の誕生日が近づいてくると、「ケーキが食べたい!」とか「誕生日には、○○が欲しい!」と言う必要があります。
お正月には、母に近づいて、手を出しながら言いました。
「お年玉、〇〇円頂戴!」
これらの主張を自ら行わないと、何も手にすることが出来ませんでした。
母は決して、子供の誕生日やお年玉のことを忘れている訳では無いのです。
「何も主張しないと、何も得られない」ということを、意図的に子供の脳裏に焼き付けたかったのでした(笑)。
それが、女の子であろうと、母にとっては関係ありません。
「どうして、女の子が主張したらアカンのか?」
「女だって、1人の人間やろう?」
この考え方は、母の実母とは全く逆。
母の子育てを苦々しく見ていた母方の祖母。
そっと、私を矯正しようと試みるのですが、強烈キャラの母の影響を消し去ることは出来ません(笑)。
最近、職場で友人となった総務の女性。
「私と、同じ様な人がいる~💖」と、嬉しくなったそうです・・・。
それを聞いて、複雑な心境の私(笑)。
とりあえず、思った事を口にしながら、ボスの譲歩を引き出す私。
「ボス、夏休みは、取らせていただきます!」
総務の女性以外の人達は、きっと呆れているに違いないのでした・・・。