奇妙な恐怖心
今日は、仕事で作成したデータをお客さんに納品する日でした。
12時までに納品をしなければならないのに、電車が遅延。
作業時間が減少します・・・。
やっと職場に着いて、昨日から作成していたデータをチェックしている最中、お客さんからメールがやって来ました。
「○○というデータを送付し忘れましたので、修正をお願いします!」
(ガ~ン)ショックです。
納品まで、もう1時間もありませんでした。
修正の方法に迷いが生じます。
一体、どの方法を採用すれば、早く仕事が仕上がるのか・・・?
結局、システム任せではなく、手修正を選択。
多少のミスは発生したものの、致命的ではありませんでした。
まさに、綱渡り状態です。
各従業員が担当しているお客さんの仕事は、その人が倒れると完全に頓挫してしまいます。
お客さん1社につき、担当者は1人だけの体制で仕事をさせられています。
具合が悪いからといって、休む訳にもいきません。
1年も働いていると、燃え尽きてくる従業員達。
そして、自分がやっている仕事の報酬を聞いて、更にガッカリさせられてしまいます。格安で仕事を引き受けてくるボスには、皆が失望。
かなりの仕事量を抱えている友人が言いました。
「たった(月)3万円で、こんな手間の掛かる仕事、バカらしいよね!」
なんと、彼女の担当しているすべてのお客さんからの報酬を足しても、彼女の月給を捻出することは出来ないのでした。
聞けば、ある数人の稼ぎ頭が大変な思いをして、私達の月給を確保してくれているのだそうです。
商売人としては、大変問題のあるボス。
仕事が出来る人達が損をしている模様。
仕事が出来る様になるのが怖い・・・。
何とも、奇妙な職場なのでした(笑)。