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norinity1103
神が教授に与えた珍修行
大学生になると、どのゼミに所属するのか迷うところです。
で、私はどうしたのかと言うと( ^ω^)・・・。
もちろん(笑)、教授のキャラで選ぶのでした。学問的興味はそっちのけ!
教授は、債権を教えていました。
彼と大変不仲である別の教科を教えていた先生に「どうして、僕のゼミを選択してくれなかったんだ・・・。」などと言われてしまいました。
彼は人柄は大変良いのですが、真面目過ぎました(笑)。結婚するなら、こちらのタイプがお勧めです(笑)。日常生活に変な刺激は不要です。
どうにも手の掛かる、まるで子供のようなゼミの教授。その天真爛漫さが、奇妙な刺激を周りに与えてしまうのでした。
ところが、である・・・。
このゼミに集まって来た学生たちの方が、もっと変でした(笑)。
教授の上手を行く女子学生たち。教授をアゴで使います。
「先生、お茶ぐらい入れてよ!」 急須と湯呑を指さします。
「え~、アタシがあんたたちの分まで入れるの~?」などと押され気味の教授。でも、なんとなく嬉しそうです。
ちなみに、男子学生たちは、大人しくて控えめでした(笑)。
彼と不仲な先生によると、彼は普段、家ではとても偉そうにしていて、奥様に大量の荷物を持たせて自分の後ろを歩かせているのだとか・・・。
礼儀も遠慮も何も無い学生たちが、彼の目に新鮮に映ったのでしょうか?
女王様たちと奴隷的な滑稽な関係を続けながらも、教授は私たちを可愛がってくれたと思います。ありがとう、教授!
私達学生はきっと、破天荒な教授に神が与えた試練だったに違いありません(笑)。