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心動かないクリスマス?

母は、行事に無関心。

我が家にクリスマス文化を持ち込んだのは、母方の祖母(母の実母)です。

母曰く。

「クリスマスの時期はな~、黙っとっても売れるさかい、ケーキの質が落ちるんやで~」

「ケーキなんか、他の日にいつでも買うたるさかい、クリスマスは、止めとき~」

「ほんでな~、サンタなんか待っとっても来んから、何か欲しかったら、自分でもらいに来るんやで~」

(😲‼️)

そこで、クリスマスになると、父の前に行って、手を出しながらこう言うのでした。

「お父さん、今日はクリスマスやから、1万円おくれ!」

(実に可愛げのない子供をやる、変なクリスマス…)

一方、祖母は私にクリスマスツリーをプレゼントしてくれました。

毎年、この時期になると、可愛らしいグッズやお菓子を沢山送ってくれます。

そして、クリスマスカードにメッセージも添えてくれています。

同じ遺伝子を持つとは思えない、祖母と母。

2人の性格は真逆。

祖母からの贈り物を眺めながら、母が首を傾げます。

「この時期に物を買うと高いねんで!」

「あの婆さん、すっかり商売人の作戦にはまってもうてからに…」

母に、クリスマスの高揚感が理解できる日がやって来るとは、到底思えないのでした(笑)。


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