とりあえず、攻めてみた
近々、ボスと私の共通の知人(A子さん)が、私と2人で仕事の打ち合わせをすることになりました。
「ボス、手ぶらで行くのもどうかと思いますが・・・」と私。
すると・・・。
「いいよ、お菓子代、1000円(2人分で)出してあげる!」とボス。
それを聞いていた総務の女性。
「アイツ、超ケチだよねー、器が小さいんだよ~!」
「気に入っているA子さんにも、そんな事するんだー?」とのこと(笑)。
ちなみに、A子さんは、とても可愛らしい方です。
翌日、ボスに「1000円じゃ、ケーキ2人分も買えませんよ!」と言ってみた私。
なにしろ、ここは花の東京ではありませんか(笑)!
職場は、銀座の程近く。物価は超高め。
すると・・・。
「いいよ、ホテルでケーキでも食べて来な!」との返事が。
(おおっ~!)
早速、ケチなボスの気が変わらないうちに、A子さんにメールを打ちます。
「ウチのボスが、ホテルラウンジで、ケーキを一緒に食べることを許可してくれました~!」
程なくして、A子さんから返事が来ました。
「私の人生の中でも、全く経験したことの無い様な贅沢な時間をいただけて、とても嬉しいです!」
(そうなのか・・・?)
この返事は、大いに喜ばしいものでした。
ボスを手招きして、このメールの文章を彼に見せる私。
もちろん、作戦的にですが・・・(笑)。
「A子さん、とても喜んでいます!」「ボス、ありがとうございます!」
もう、ボスも後戻りできません(笑)。既成事実ができました。
しかし、またしてもケチ臭い発言が・・・。
「1人1000円ずつですよ!」とボス。
(はあ~?)
そこで、「ボス、ホテルラウンジでお茶してケーキ食べたら、1人1000円じゃ済みませんよ!」と言ってみる私。
それを聞いたボスは、渋々1人当たり2000円の予算を付けてくれました。(やった~、当初の予算の4倍だぜ!)
「私がホテルに行って良いと言ったばかりに・・・」と、すっかりしょぼくれてしまったボス(笑)。
その後も「特別だよ~」とか「これからも仕事頑張るんだよ~」とかなんとか、グチグチと言葉が止まりません。
さらに、A子さんからは、「あなたのボスは、太っ腹なんですね!」などというメールが届きました。
(そうじゃないんだけどなー)なんだか、釈然としません。
とにかく、行動は素早く、とりあえず既成事実を作って、ガンガン攻めて行くのが良いのでした(笑)。