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singo1721
失敗の果てに辿り着くのは・・・
私が最近移籍した職場。
不思議なことに、実務チームの従業員達は、ボスよりも遥かに優秀です。
経営者に、仕事の能力はあまり必要無いのかも知れません・・・(笑)。
お調子者でおっちょこちょいのボスに、呆れながらお仕えする従業員達。
この職場に来てからすぐに学んだ事は、「ボスの言っている事は間違っていることが多いから、信じられるのは自分だけなんだ!」という事でした。
ボスが何か私に指示を出す度に、疑心暗鬼になる始末。
ボスは、あんな事を言っているけど、この仕事は本当に必要なのだろうか?
もっと、いい方法で仕事が出来ないのか?
ボスが作った資料は、きっと何処か間違っているハズだから、よ~く見て、謎解きをするのだ!
日頃から、自分の頭で考える様になってきます。
同僚が言いました。
「社内でこけている内はまだいいけどさぁ~」
我々の仕事は、社内だけでこけるなんてことはあり得ません。
自分がこけると、必ずお客さんにも迷惑がかかります。
一緒にこかされたお客さんは激怒。(当然です!)
まさか、「ボスの指示で失敗させられました!」などと正直に話す訳にもいきません・・・。
やるせない思いを抱えながら、悶々とする従業員達。
そうこうしていると、自ずと賢くなるのでした(笑)。
(これって、ボス独自の教育方針なのか?)
賢くなった従業員達が次に取る行動は、なんと「燃え尽き退職」。
(本当に、こんな事で良いのだろうか?)
しかし、そんな従業員を尻目に、ボス1人だけが妙に能天気なのでした・・・。
「優秀な従業員を持って、私は幸せです!」とボス。
幸せなのは、ボス、あなた1人だけです!