ある男性の後悔
私の高校時代の物理の先生。御年50代。
若い頃、あるお金持ちのお嬢様の婿養子になって欲しいと言われたそうです。当時先生は、20代だったそうです。
大変、勝気な性格の先生。
「男が婿養子など恥ずかしい!俺を馬鹿にしているのか?」当時は、そう思ったそうです。こうして、先生は婿養子になることを拒否。
ところが・・・。
一体、先生の人生に何があったのでしょう・・・?
生徒達を前にして、こう言いました。
「あの時、婿養子に入っていれば良かった・・・。若気の至りだねぇ~」
「若い頃は、お金の大切さなんて分かりやしなかったんだねぇ~」
「皆も、人生はよく考えてから行動するんだよ!」
それを聞いて、ポカンとする生徒達。
あまりに話が現実的過ぎて、逆にピンときていない様子。
果たして、どれ程の生徒達が、彼の話の意味を噛み締めたのかは謎なのでした(笑)。何しろ、私達は、若すぎたのです。
まさに、人生いろいろ、後悔もいろいろなのでした。