新たな修行
今月から、私が働き始めた会社。
仕事における社内ルールがかなり細かく決められており、覚えるのが大変です。
以前は、完全個人商店状態で働いていたので、お客さんに納品する成果物さえ完成できれば、どの様な過程を経て仕事をしようと、誰にも注意されることはありませんでした。
今度の会社は、誰が行ったどんな仕事でも、必ずチェックが入ります。
ですから、社内ルールをきちんと決めておかないと、チェックする人が困ることになります。
送付状や封筒の宛名書まで、上席者のチェックがかかるという徹底ぶりです。
今まで、自由人でやって来た身としては、少々窮屈に感じます(笑)。
「きちんと仕事をしよう!」という従業員達の真面目さが、とても新鮮に感じられます。
これまで、私がお仕えしてきたボス達は、そもそも実務が苦手で、チェッカーとしての役割を果たすことができていませんでした。
特に、直近でお仕えしていたボスは、ケアレスミスのオンパレードで、お客さんを激怒させてしまう始末。
「どうすれば、正確な仕事ができるか?」といったことには、無関心。
人件費が勿体ないとかで、チェッカーも不在。
本当に仕事ができるとは、一体どういうことなのか?
この点、謎のまま過ごしてきた私。
今の会社に入社して、おぼろげながら、そのことが分かりはじめた様な気がします。
厳しい環境で働いたからこそ分かる何かを掴んで行く日々となりそうです。