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親も未熟だと思えれば

母は、幼少期から老婆の心を持っていました。

でも、妻として母としてという観点で母を眺めた時、私の気持ちは「?」。

そんな母を温かく見守る父。放牧状態と言えるかも知れません(笑)。

母は、言いたい事を言い、自分の思いのままに過ごします。

幼少期の私が、父に抗議します。

すると、父が答えます。

「お前も、いつまでもお母さんに精神年齢で負けていて、どうするんね?早く大人になって、心に余裕を持たんとね!」

「?!」幼い私には、意味不明でした。

「なんじゃい、お父さん1人、大人ぶって・・・、すましてるんじゃないよ!」というのが、正直なところでした(笑)。

父は、母に変わってもらおうとする気はさらさら無いようでした。

変わりたければ、自分で勝手に変わる。変わりたくなければ、それはそれで構わない。変わることを強要はしない。そんな感じでした。

ある人が言いました。

「親も人間。未熟なんですよ!子供によって育てられるようなところもあったりするんですよ!」

「そうか、親ってそんなに凄いものでもないらしい!」

そう思えた時、なんとなく気持ちが楽になりました。

それからも母は、我が道を走り続けるのでした(笑)。

それはそれで、まっ、いいか!


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