甦る悲しい思い出
今日は、ボスと、仕事でペアを組むことになった女性と、私との3人で、ミーティングをすることに…。
先日、新しく担当することになったお客さんから仕事内容についてのレクチャーを受けたですが、何を言っているのか、さっぱり分かりませんでした。
珍しく(?)危機感を覚えたボス。
自らミーティングを呼び掛けました。
日頃の行いが悪いボス。
(ボスは、居なくても良くないか?)
先輩従業員が教えてくれました。
「仕事を上手くやろうと思ったら、ボスを排除することです!」
しかし、今回は何故か、前のめりなボス。
とても、「ボス、あなたは居なくても構いません!」と言い出せる訳もなく…。
「余計な事、言い出すなよ~」とひたすら念じるしかないのでした(笑)。
「この仕事は、報酬が高いからー!」と嬉しそうなボスでしたが、その金額を聞いて落胆する相方と私。
恐ろしく工程の多い仕事で、経費もそれなりにかかります。
「ボスは、金銭感覚がおかしいですよね!」と相方。
「せめて、郵送料だけでもお客さんに請求しましょうよ!」と、相方がボスに言うのですが、却下。
カラーコピー代に用紙代も弊社持ち。
しかも、引き受けた仕事の大半が、我々専門職の仕事の趣旨からは外れています。
可哀想な相方。
この仕事の経験だけでは、転職活動を有利に進めることはできません。
頭で考えなくても結果がポンと出てくる仕事ですが、手間だけは掛かるという、なんとも不可思議な代物です。
相方も、気が付きました。
「花甘露さん、この仕事、(自分の)ためにならない仕事ですよね?」
本来、この仕事の肝は、結果にたどり着く工程を自らで行うことにあります。
結果のみを取り出す今回の仕事は、従業員の成長という意味では、全く役に立ちません。
やり甲斐の無い仕事に忙殺され、この職場を去って行った私の友人のことが思い出され、なんとも胸が痛くなるのでした…。