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hamahouse
体調が悪くなる職場
いよいよ、明日が最終出勤日だというのに、仕事は容赦なくやって来ます(笑)。
ちょっと油断していると、仕事の依頼メールがぎっしりたまってしまいます。
昨年入社のベテランさんも、悲鳴を上げます。
「ちっとも、(仕事が)追い付かないじゃない…」
そして、ベテランさんが私に尋ねます。
「花甘露さんは、明後日が最終出勤日ですか?」
これに対して…。
「明日で終わりよ!」と答えると、とても驚いた様子のベテランさん。
「ええ~!?」
「しれっと、消えて行く訳~?」
何しろ、昨日朝礼があったにも関わらず、ボスは私の退職について、一切、触れませんでした。
まあ、地獄の様な仕事量の中、退職者が出たとなると、モチベーション低下に繋がりかねません…。
でも、ほとんどの人達は、知っている模様。
それでも、まるで私が退職しないかの様に接してきます。
「今度から、こうして下さい!」
「次回は、こうしましょう!」
(オイラに次回など、ないのだ!)
あまりにも白々しい態度に呆れる私(笑)。
昨年、入社したある女性は、3日出勤して退職。
「この職場、なんかおかしいですよ!」
「皆、冷たくて、意地悪ですよ!」
そう、言い残して去って行きました。
この彼女の勘は、大当たり。
多分、今度退職するのは、昨年入社のベテランさん。
彼女も、入社した次の日には、「辞めたい!」、「この職場の雰囲気はおかしい!」と発言。
皆が、ヘンテコな演技をする事を強いられる、摩訶不思議な職場。
いつも、誰かに見張られていて、油断できません。
ベテランさんと私との会話の大半が、メモで行われるという異常事態。
こんな所で長く働いていたら、窒息しそうなのでした…。