何とかしてみる力
今日は、後輩がボスの行った仕事をチェックさせられていたのですが…。
段々、険しい表情になる後輩。
ちなみに、この仕事、利益率は超高め。
「花甘露さん、私、このチェックを2時間でやるとボスに約束したけど、無理です!」
「余りにも間違いが多すぎて、見るのも嫌気がさしてきました!」
「何ですか、このいい加減な感じは!」
「ネットで拾った文章を切り貼りしているだけで、滅茶苦茶です!」
「もう、帰ります!」
怒って、帰ってしまった後輩。
幸い、本日、ボスは不在。
彼は恐ろしく仕事ができないため、必ず誰かのチェックが不可欠です…。
10万円以上の報酬が発生するこの仕事に、間違いがあってはなりません。
従業員達は皆、誰のチェックも受けさせてもらえないのに、ボスだけがダブルチェックを受けるとは…。
まあ、ボスが間違えたんじゃあ、組織としての信頼がガタ落ち。
本当に、酷すぎます…。
この仕事を全くやったことの無い後輩ですら、間違いに気が付くのですから…。
ボスは、ある1人の例外を除いて、決してこの仕事を他の従業員に任せようとはしません。
稼げるこの仕事ができる様になると、従業員が流出しかねません。
タダでさえ、離職率が高い職場です。
それにしても、どうして、何年もやり続けている仕事を間違えまくるのか?
きっと、何も考えていないに違いありません(笑)。
最近、こっそり、この仕事についての勉強を開始した私。
(オイラも、稼げる人物になるのだ!)
確かな知識が無いと、この仕事は厳しいです。
しかし、ハッタリでも何でも、この仕事をやり続けているボスの勇気には、感心せざるを得ないのでした(笑)。
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