敗北がもたらした悟り
転職してから、残業三昧です。
修行のための転職なので、覚悟はしていましたが…。
ちなみに、父は、「仕事ができる男」としての評価を得ている模様。
確かに…。
一見、とぼけた様な感じの父。
平和な状況では、何の能力も無さそうに見えてしまうのですが…。
奇妙な能力(?)を持つ父には、それなりの試練がやって来ます。
何故か、取り扱い注意人物がボスである職場にばかり転勤。
そして、激務。
ところが、…。
この取り扱い注意人物達が、すっかり父に殺られてしまい、いつの間にか、父のファンに変身。
時には、高級な食事を奢ってもらったりしている様ですが、本人は、食事に対して全く無関心。
まさに、猫に小判。
特に、人に気に入られる様な振る舞いをする訳でもないのに不思議です。
極めつけは、母(笑)。
両親ですら、手に追えない程気性の激しい母を、それとなくコントロール(?)。
人間嫌いの母が、父に色んな物を買い与えてしまう始末。
父自身は、何も欲しがっていないのですが…。
頭のキレも良く、仕事で分からない事があれば、父に泣き付くと、全て解決。
(神様は、不公平なのだ!)
父を見ていると、相当な劣等感に陥るのですが、「この人が父親で良かった!」と思ったりもします。
努力だけでは、どうにもならない事がある。
幼い頃から、変な悟りを開いた私は、かなり可愛げの無い子供と化してしまったのでした(笑)。