答えの有る仕事
私の仕事は一応、専門職とされています。
現在、まだ見習いの身の私。
私の仕事の内容を聞いた父が、言いました。
「お前の仕事は、まだ答えが有るからよか!」
今現在働いている職場の先輩が、私に言いました。
「仕事に、あなたの意思や思いを反映さてはいけません!」
要するに、自分の頭で考えて工夫することを一切、禁じたのです。
(従業員は、機械なのか・・・?)
どんなに非効率で、手間の掛かるやり方でも、「伝統」という言葉を武器に、そのやり方を強要してくる先輩。
しかし、効率の良いやり方をしても、結果は同じ。
彼女には、苦労させられました(笑)。
新しい職場に移籍が決まった私。
現在、移籍元と移籍先の職場を行ったり来たり。
新しいボスは、結果さえ出せば、仕事のやり方に口を出したりはしません。
効率重視です。どんどん工夫して、無駄な仕事をカットしていきます。
自分の頭で考えたり、意思を反映させることが出来る喜びがあります。
しかし、新しい職場での私の仕事も、答えが出る仕事です。
ただ、どうやって答えに辿り着くのか?
この答えは、燃え尽き退職した前任者しか知りません。
職場で、頼るべき人がいない私。
それでも、頑張れば、答えは出る!
「答えの無い仕事は、苦しい!」父が言います。
父の言葉を胸に、「私は、まだ苦しくないんだ!」などと自分に言い聞かせる日々。
私が答えに辿り着くことが出来た時、またしても、現在の職場を去ることとなるでしょう・・・。
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