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mitsuki_haruta
頼られる人になる
私の職業。仕事を教えてもらえることは、少ないとされています。
仕事を教えてもらえる職場に就職できた人は、幸運です。
まるで、職人の世界の様です。
現在の職場では、社内に頼れる人がいないため、相談相手は、外部の同業者となります。
外部にでも相談相手がいるだけ、まだ恵まれています。
困った時、数人の候補者が頭の中に浮かんできます。
「さあ、誰に相談しようかな?」それが、問題です(笑)。
私自身がまだ駆け出しであるため、相談相手の先輩方もまだ経験が浅い人が多い傾向にあります。
そんな中、唯一経験豊富なAさんという知り合いがいるのですが、どうも、真っ先に彼に電話をする気にはなれません・・・。
イケメンで、お客さんのハートをがっちり掴んでいる彼ですが、彼をよく知る人達からの評判はイマイチです。
相談に乗ってくれない訳ではないのですが、なんとなく、冷たい気配を感じてしまうのです。
「Aさんは、敷居が高いよね!」皆が、そう言います。
私が、真っ先に電話をするのは、まだ経験は浅いのですが、親身になって相談に乗ってくれるBさんです。全くイケメンではありませんが(笑)、同業者の女性陣の信頼も厚く、とことん面倒を見てくれます。
そんな訳で、あらゆる相談事が彼に集中します。
自然と情報量が多くなる彼。多くの人の面倒を見ることで、実力が上がっていきます。皆に頼られることで、ますますやる気が満ちてくる彼。
最近は、自らメールで、有益な情報を送ってくれたりします。
そして、いつの間にか(笑)、素敵な男性としての地位を確立。
彼が具合悪そうにしていると、女性陣も本気で心配をします。
彼自身の努力もさることながら、周りの人達に育ててもらえる力を持っている彼が、なんとなく眩しく感じられるのでした。