必要な経験と苦労
私の仕事は、数字を扱うことが多く、間違いは絶対に許されません。
今月入社した会社は、仕事の成果物に対するチェックが、徹底的に行なわれます。
成果物作成の時間よりも、チェックの時間の方が多い位です。
システムで計算したものをエクセルでも計算し、2つの結果が正しいかを確認するという徹底ぶりです。
そして、第三者のチェックも入ります。
直近まで私が働いていた職場。
仕事の成果物のチェックは、それぞれの担当者が自己流でテキトーに行ない、そこで完結。
第三者によるチェックは行なわれません。
仕事に必要な知識も自分で獲得しなければならず、誰も何も教えてはくれません。
ですから、新人の仕事は滅茶苦茶。
間違いに気がついてくれるお客さんを担当者しているなら、まだマシ。
叱責されながらも、成長できます(笑)。
私は、幸運(?)なことに、叱責されながらも仕事を習得。
お客さんに仕事を教わるなんて、専門職としては、失格なのですが、そうでもしないと、全く仕事が進みません。
(変な職場だぜ!)
この話を、今の職場で私を指導してくれている先輩にしてみたところ、かなり驚かれてしまいました…。
「我々は、お客さんに教える立場です!」
「社内でこけるのは構いませんが、お客さんに迷惑をかけてはいけません!」
(まあ、これが常識です…)
ちなみに、今私が居る会社に仕事を頼むと、それなりの料金を払わねばなりません。
業界でも、その仕事が高く評価されている今の職場。
余りにも酷い仕事をしていた職場で危機感を覚えて、こちらへの転職を決意。
きちんとした仕事の仕方を身に付けないと、ロクでもない職業人生を歩むことに…。
仕事は大変ですが、得るものも大きいと思うのでした。