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もう、隠しきれない

連休中、仕事用の闘争スイッチをオフにしていたところ、逆に疲れがどっと出てしまいました(笑)。

パソコンのメールチェックも止めていたのですが、今日になってメールを開いたところ、転職エージェントのお兄さんから連絡が来ていました。

(お兄さん、連休中ぐらい休もうぜ…)

「書類選考が通過したので、webで適性検査を受けて下さい!」

「週明けに3箇所、面接の予約を入れておきました!」

(あっ、そう…)

今、私が働いている職場。

ほぼ全員が辞めたがっています(笑)。

大抵、転職先を決めずに辞めて行きます。

元同僚で友人の小悪魔女子。

珍しく、転職先を決めて辞めたのですが…。

そこも、約半年で退職。

もう、次が決まっているのだとか。

彼女が、私に言いました。

「辞めたい一心で安易に転職したけど、この会社、失敗だったわ!」

「皆、転職活動をしている会社なのー」

「次は、慎重に決めたから、大丈夫だと思うの~」

彼女が転職先を退職した1番の理由は、仕事を教えてもらえなかったこと。

次に、パワハラ男が居たこと。

私が今居る所と、全く同じ状況です。

辞めたい人達ばかりが働いている組織独特の雰囲気に息苦しさを感じる私。

(何なんだ、この強烈な不幸オーラは…)

パワハラ野郎の張本人であるボスですら、「ウチは、雰囲気が悪いね!」などと言い出す始末。

(ボス、オマエが原因を作っているのだ!)

だいたい、ボス自身がいつも不機嫌。

そして、有害従業員を野放しに。

ある従業員に、他の従業員達を見張らせて、逐一皆の様子を報告させています。

それを見た一部の従業員も、ボスのお気に入りになるため、自主的にスパイ活動を開始。

昨年入社した後輩が、私に言いました。

「何か、私、見張られている感じがします…」

(ハイ、正解!)

早く逃げ出したい職場であることは間違いないのですが、焦って失敗したくはありません。

エージェントのお兄さんには、「性格のキツイボスは、ノーサンキュー」「教育体制の整っていない所もダメ」と伝えてはいるのですが…。

まあ、実際のところは、入社してみないと分からないのでしょう…。

私から不穏な何かが出ているのか、心配した後輩が、そっと耳打ちしてきました。

「花甘露さん、思いっきり、辞めたいオーラが出ています!」

「誰かにチクられない様に気を付けてください!」

(イヤ、イヤ、それ、私だけではないハズ)

「もう、どうにでもなれ!」

我ながら、ちょっと危ない領域に入ってきたのかも知れません…(笑)。

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