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う~ん…
変に転職回数を重ねて、それが板に付いてきた悲劇(笑)。
これまで、士業事務所を転々として来たのですが…。
この度、修行を終えて、業界脱出。
個人経営の士業事務所の代表は、そのワガママがモロに出て、暴君化する傾向が…。
「お前ら(従業員)は、俺達(夫婦)が気持ち良く働けるためにいるんだ!」
「だから、俺達が機嫌悪くなったら、当たられても当然だろー」
などと、のたまわった代表もいたりして…。
この代表が経営する事務所は、1年以内離職率、なんと、100%という地獄。
ある日、この事務所に61歳の有資格者のおじさんがやって来ました。
まず、朝イチの朝礼でショック😱。
代表夫妻が、従業員達を罵倒。
「この、出戻り女がっ💢」
「オマエなんか、ウチ辞めたら、どこも雇ってもらえないんだぞー!」
「この、中国人のクセに!」
「差別されていた、憐れなオマエを雇ってやったんだぞ~」
「ありがたく思え!」
「それで、オマエ!」
「鬱なのに、雇ってやったんだぞ!」
「俺が、オマエにどれだけ気を遣っているのか、分かってんのか、オイ😠」
人生経験を重ねた61歳おじさんでも、目を丸くしていました…。
そして、次に…。
代表は、おじさんにバケツと雑巾を指差して、言いました。
「オマエ、掃除するんだよ~!」
おじさん、いきなり、お掃除。
すると…。
鬱であることを叱責されていた男性従業員の憂さ晴らしが開始。
「ソコ、突っ立ってたら、邪魔なんだよ~」
「そんな事も分からないのか💢」
「どけっ!」
「チッ!」
おじさんは、孫みたいな若造に怒鳴られてしまいました…。
やがて、お昼休み。
おじさんは、動揺した様子で、私に話しかけて来ました。
「ここって、いつも、こんな感じなんですか?」
「私は、もう、年ですしね…」
「こんな所は…」
次の日、おじさん、突然風邪で休むと代表に電話。
すると…。
「テメー、このヤロー、入社した次の日に風邪引くヤツがあるかっ💢」
「そんなの、前代未聞だぜ!」
「ヤル気あんのか、オラー🌋」
代表、キレまくり、怒鳴りまくりで、従業員達は頭痛薬を手にします…。
その数時間後、おじさん、電話で退職の意向を表明。
電話に出た代表の妻が、言いました。
「あなた、まだウチに来て、何もしていないじゃないの?」
「成果を上げてないじゃない?」
(奇妙な会話なのだ…)
私が入社して2か月後、おじさんを怒鳴った従業員が突然、事務所に医師の診断書を送り付けて来て、退職。
これで、私が入社した頃にいた先輩達、全員が退職してしまい、私が1番の古株に…。
それにしても、私は、こんな所で4か月も働いていたのでした…。
なんとも、愚かしい様な、恥ずかしい様な…。
言葉も無いのでした…。