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御多分に漏れず

今日は、午後から半休取得で転職活動。

エージェントのお姉さんが、事前に私の退職理由を会社側に伝えていた模様。

「花甘露さん、罵声の飛び交う様な酷い所で働いていたんだって?」

面接官が、そう、私に尋ねます。

この職場、1年以内離職率100パーセント。

私が入社して2ヶ月後には、先輩方が全員退職。

1番の古株となってしまいました…。

後に私の友人となった女性は、ボスの暴言を聞いて、お昼休みにしくしくと泣いていました…。

3時間や1日で退職した人もいます…。

とにかく、ボス夫妻の罵詈雑言がひっきりなしに浴びせられ、耳が汚れるのです…。

お昼休みに泣いていた女性が私に言いました。

「なにも、こんな所で学ばなくてもいいよー」

「『私、大丈夫!』って、自分を騙していても、いつかツケがやってくるんだよ!」

「早く辞めなよ~」

彼女は、入社10日目にボス夫妻に退職を申し出るも、すぐには辞めさせてもらえませんでした…。

彼女が職場を去ることができたのは、それから1ヶ月後。

私も、その1ヶ月後に退職。

しかし、これは始まりにしか過ぎませんでした。

その後も同業者の所を転々とするも、どこも滅茶苦茶。

(性格の悪い人達の集まる業界なのか?)

面接官が、言いました。

「貴方がいる業界の人達の面接を何人か行ったんだけど、皆、1年位で辞めてましたね…」

「貴方も、業界からの引退を考えているのですか?」

まさに、その通りなのでした(笑)。


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