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自覚はあった(笑)

母の実母(祖母)が、しみじみと言いました。

「アンタら、気楽に生きとるな…」

母は、好きな時間に起床。

誰も、その事を咎めません。

結婚以来、世捨て人となった母は、完全ノーストレスかと思いきや…。

一応、悩みらしきものが…。

「夏の暑い時に、お父さんが、『スイカ買って来い!』とか言いよんネン!」

「アレ、重いネン!」

「ほんで、お父さんは、ご飯党やろ~」

「炊くの手間やねん!」

「パン食べとったらエエねん!」

当時、幼稚園児だった私。

祖母に、言いました。

「お母さんにも悩みが有るらしいで~」

すると…。

「なんや、言うてみー」と、祖母が尋ねるので…。

上記の様な内容を話してみたところ…。

「なんや、そんな事か!」

「(お母さんは)アホじゃろか?」

「そんなんはな~」

「悩みの内に入らんのじゃわ~💢😠💢」

とても不機嫌になる祖母。

そこで、事の顛末を母に話してみたところ…。

「アンタ、ソレ、私の戯言やんか!」

「ばあちゃんの悩みに比べたら、私のは、悩みの内に入らんのじゃ!」

「私は、幸せなんや~✴️」

(あっ、そう…)

母自身も、自分が至らない事を、十分承知しているのでした(笑)。


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