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Photo by
noranekopochi
従業員は消耗品なのか?
今、私が居る職場。
ある仕事の経験を積むために入社しました。
この仕事が未経験であったにも関わらず、当時は、まだ任せてもらうことができました。
しかし、この職場には教育体制が全く無く、前任者が残した資料と格闘し、自力でなんとかするハメに…。
当然、成長は遅くなり、お客さんから叱られる期間も長くなります。
幸いにも、私には、大変数字に強く、理解力がある父がいてくれたおかげで、苦しむ期間は短くて済みました(笑)。
何故か、父が、私に仕事を教えているという奇妙な現象が生じてしまう始末。
「お父さんが、給料をもらわないかんと!」
呆れる父。
ボスは、最近、悟りました。
「そうだ、最初から仕事のできる人を雇えばいいんだ!」
「もう、未経験者を雇うのは、止めた!」
なんて、安易なんでしょう…。
経験者漁りを始めたボスですが、賃金が安過ぎるせいで、応募者があまりやって来ません。
しかも、「応募者が若くない!」などと文句タラタラです。
いきなり、スーパーマンがやって来て、片っ端から仕事を片付けてくれるとでも思っているのでしょうか?
この職場で1番仕事ができる先輩は、忙し過ぎて、人に教えている余裕などありません。
ここでは、ちょっとでも仕事ができる様になると、とんでもない量の仕事をさせられることになるのです。
余計、人が育ちません…。
そして、ある程度仕事を覚えた人達は、アホらしくなって、退職して行きます。
なんせ、ボスはパワハラもするモンね!
彼は、従業員の自転車操業をいつまで続ける気でいるのか?
きっと、倒産しても、反省しないに違いないのでした…。