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「マッタケかどざ」の悲劇


友達とお買い物に出かけたら、友達が知らないおばちゃんに呼び止められ、映画のチケットを2枚もらいました。どうやら株主優待らしい。

後日、チケット2枚を握りしめた友達と難波へGO!

映画館の場所が分からない。難波にあることは確からしいが・・・。

すると友達が街ゆく人々に

「マタケかどざ知りませんか?」と手当たり次第、声をかけ始めた。

関西では「マツタケ」でなくて「マタケ」。「ツ」は小さい「ッ」だ。

どんなに声をかけても誰も知りませんでした。

「おかしいな。有名やねんで。」首をかしげる友達。

散々街を歩いていたら、友達が

「あっ、あった。ここやねんで。」奇跡的に映画館を発見。

無事、映画を見ることが出来ました。めでたしめでたし。

帰宅後、母にこの出来事を話してみたところ、

「あんた、それひょっとして松竹(ショウチク)角座と違うか?」

残念、「かどざ」は合っていたのに・・・。惜しかった!

未だに寅さんを見ると、私の頭の中は「マッタケ映画」なのでした。






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