「あはき」ってご存知ですか? 療養費について〜あん摩マッサージ指圧編〜
地域医療ジャーナル 2022年3月号 vol.8(3)
記者:masayoshi/病鍼連携連絡協議会
鍼灸師
皆さま、いつもご覧いただきありがとうございます!
今回は前回に引き続き療養費について解説させていただきました。
前回ははり・きゅうに対する療養費でしたが、今回は「あんま・マッサージ・指圧」に関する療養費について、
鍼灸指圧 杉下治療院 サムズスペース院長の杉下辰雄さんに解説していただきました!
それでは御覧ください!
(はり師・きゅう師 木津正義)
読者の皆様、初めまして。
病鍼連携連絡協議会中部支部代表、鍼灸指圧 杉下治療院 サムズスペース院長の杉下辰雄と申します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
愛知県名古屋市にて、治療院を開業して7年になります。寝たきりや足が不自由な方のお宅へ訪問でのはり・きゅう、あん摩マッサージ指圧による施術に関わるようになって18年ほどになります。
今でも、毎日脳性麻痺のお子さんや寝たきりの高齢者など、傷病名や年齢に関わらず幅広い対象の患者様を担当させて頂いております。
前回のはりきゅう編に続き、今回は療養費によるマッサージ施術についてお伝えしてまいります。一般的には「訪問マッサージ」と言われることが多いため、便宜上「訪問マッサージ」と呼称させて頂きます。最後までお付き合いいただければ幸いです。
ここから先は
3,047字
¥ 100
いただいたサポートは記事充実のために活用させていただきます。