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McLean Chanceの「Love Cry」 番外編

1969-2018に出たジャズアルバムから、ベスト100を選出する。という企画が、『Music Magazine』でありました。

37人の選者に1それぞれ~30位まで順位をつけたもを集計した結果です。

コレだと、いわゆるモダンジャズの巨人たちの大活躍する黄金期がゴッソリと抜け落ちるわけですね。

そこがとても面白いと思いました。

雑誌の創刊がたまたま1969年であるという事のようですが、結果として、モダンジャズのセントラルドグマを外して何が選ばれるのか。という内容となり、同時に、ジャズは「モーニンおじさん」と心中しない。というマニュフェストにもなってます。

詳しいランキングは、雑誌を見てのお楽しみですが、見たこともないようなランキングに、驚くと思います。

突然ですが、私もコレにならって、30枚選んでみました。ただし、順位はありません。

入手困難なアルバムも一部ありますが、中古店で探したり、再発を待てば入手できるものだと思います。

【1969-2018 ジャズベスト30】(同不順)

Ornette Coleman『Dancing in Your Head』

Keith Jarrett『Death and The Flower』

Henri Texier『Mad Nomad(s)』

Joe Henderson『State of The Tenor vol,1』

Joe Zawinul『My People』

Duke Ellington『Afro-Eurasian Eclipse

Miles Davis『On The Corner』

同『Get Up with It』

同『In A Silent Way』

Steve Coleman『Resistance is Futile』

Carla Bley『European Tour 1977』

Henry Threadgill’s Zooid『Up Popped Two Lips』

狭間美帆『Dancer in Nowhere』

高柳昌行、阿部薫『集団投射』

Roland Kirk『Volunteered Slaverly』

Herbie Hancock『Flood』

Wayne Shorter『Odyssey of Iska』

Bill Evans『Paris Concert edition 1』

Maria Schneider『Concert in Garden』

Claus Ogerman, Micheal Brecker『Cityscape』

菊地雅章『Susto』

菊地成孔『南米のエリザベス・テイラー』

大友良英『山下毅雄を斬る』

Hal Wilner『That’s The Way l Feel Free』

Kip Hanrahan『千夜一夜物語第二集』

Gerald Cleaver『Adjust 』

Bill Frisell『Blues Dream』

Art Ensemble of Chicago『People in Sorrow』

DCPRG『Franz Kafka’s Amerika 』

Lionel Loueke『Gaia』


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